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CLUB Panasonic マーケティングの長期分析 Google アナリティクス・イン・ビジネス
2011年12月16日金曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント
今回の Google アナリティクス・イン・ビジネスは、パナソニックが運営する会員サイト
CLUB Panasonic(クラブパナソニック)
の事例紹介です。
CLUB Panasonic は、パナソニック製品を利用するお客様、愛用者に、様々なコンテンツを提供し、一歩進んだコミュニケーションを実現するサイトです。Web クリエーションアワードなど数々の受賞やブランド評価でも常に高いランキングを獲得していますので、注目している方も多いでしょう。
CLUB Panasonic はユーザー分析に Google アナリティクスを活用していますが、活用している主な機能は、カスタム変数とアドバンスセグメントです。
パナソニック製品を利用するお客様は全国にいます。ひとりでも多くのお客様に CLUB Panasonic を知っていただき、有用な情報やコンテンツンを楽しんでいただけるよう、サイトへの集客や会員獲得のキャンペーンを、様々な手段で実施しています。
しかし、単なる会員数を増やすだけのキャンペーンでは意味がありません。より高いロイヤリティを実現するマーケティング手段は何なのか? その評価をする方法は具体的にどんなツールなのか? そしてその評価指標は何だろうか?
多くのマーケッターが持つそんな疑問に、 CLUB Panasonic はウェブ解析を通じた取り組みで答えを見つけて行きます。
実現方法を具体的に見てみましょう。
まず、リスティング、アフィリエイトなど多くの集客媒体を扱う中、主な集客経路ごとにランディングページをわけて制作します。次に、そのページから新規会員に登録をしたユーザーに、Google アナリティクスのカスタム変数を割り当てます。この時、発行されるカスタム変数は、長期的な評価を実現するため「ユーザーレベル」のカスタム変数を利用します。
これで、キャンペーンの実施時期とランディングページ、この2つをかけ合わせた数だけ、分析対象になるセグメントが実現します。
Google アナリティクスのユーザーメニューから、カスタム変数のレポートを選べば、キャンペーンごとの成果が、具体的に確認できます。さらに、アドバンスセグメントで、キャンペーンごとにセグメントを設定すれば、より深い解析に取り組めます。
もちろん、新規会員登録の数や割合も重要ですが、その後のリピート訪問回数、他のサービスの利用状況、愛用者登録といったより高いレベルのコンバージョンの数と割合、これらの指標を総合的に、キャンペーン後の長い期間で、評価していきます。
これらの評価指標を手にしたことで、会員登録数だけが指標だった以前に比べ、各段に深い評価ができるようになりました。キャンペーンを重ねていくことで、より精度の高い成果を実現するためのノウハウが、確実に溜まっていきます。メディアの選別や、コンテンツの内容など、有効な改善が進められていくのです。
ウェブ解析はヒットからはじまりページビュー、セッション(訪問)が取れるようになりました。
今後は、よりユーザーの長期間の評価指標が必要になってくるでしょう。ユーザーレベルのカスタム変数でマーケティング評価に取り組む CLUB Panasonic は、今後も一歩先のウェブマーケティングに取り組んでいくことでしょう。
今回ご紹介した CLUB Pansonic のサイトは
こちら
です。
http://club.panasonic.jp/
[ カスタム変数 ]
・カスタム変数について Google アナリティクスの公式ブログの記事です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2010/01/custom-variables-overview.html
・カスタム変数のより詳しい設定方法は code.google.com をご覧ください。
http://code.google.com/intl/ja/apis/analytics/docs/tracking/gaTrackingCustomVariables.html
[ アドバンスセグメント ]
・アドバンスセグメントについて Google アナリティクスの公式ブログの記事です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2009/01/advanced-segmentation.html
アドバンスセグメントの設定についてのヘルプ記事はこちらです。
http://support.google.com/googleanalytics/bin/answer.py?hl=ja&answer=108040
以上
Google アナリティクスからソーシャルメディアの皆さまへ
2011年12月8日木曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント
毎日、数えきれない人々がオンラインでコンテンツを楽しみ、シェアしています。でも、実は多くのコンテンツは、提供元のサイトとは別の場所、サイトの外側のソーシャルメディアでシェアされています。マーケッターも、コンテンツのオーナーも、わかりやすい形で、その状況を知りたいと思っています。
誰がコンテンツを共有し、投票し、ブックマークをしているのか? 複数のソーシャルネットワークにわたって、どんなふうに利用されているのか、お客様は、もっと簡単に知りたいはずです。そこで、今回、ソーシャルメディアを運営する皆さまに、その活動を Google アナリティクスに反映し、お客様が分析できる方法をご提案します。
この
データのインテグレーション
が実現すれば、マーケターやコンテンツのオーナーが、サイトの外で行われている活動を知り、その効果を実感し、より皆さまのソーシャルチャネルに注目するでしょう。価値が明確になれば、ソーシャルチャネルへのお客様の投資も増えていくでしょう。
ソーシャルメディアの皆さまは、貴社のソーシャルストリームを、Google アナリティクスのソーシャル分析レポートに反映することができます。無料の Google アナリティクスを使う多くのマーケターやサイトのオーナーが、来年にはそのデータを確認できるようになるでしょう。
このデータインテグレーションをより簡単にするために、Google アナリティクスは、「
ソーシャルデータハブ( Social data hub)
」を提供します。このソーシャルデータハブは、ActivityStream や、
PubsubHubbub
といったソーシャルのオープンな標準プラットフォームをベースに構築しています。
すでに多くのパートナーが、ソーシャル活動を改善するこのプロジェクトに参画しています。 Delicous、Digg、Diigo、Gigya、LiveFyre、ReaditLater、Reddit、TypePad、Vkontakte、もちろん、Google+、Blogger 、Googleグループも含まれています。
来年以降も、引き続き多くのパートナーの参加を進めていく予定です。ツイッターの
@googleanalytics
のアカウントをフォローすることで、最新の状況(英語)を確認できます。もし、このデータ提供に興味を持ち、より詳しい情報が知りたいソーシャルメディアの方は、
こちらの開発者用サイト
をご覧ください。
Google アナリティクスは、ソーシャルの効果や分析を、もっともっとよくしていきたいと思っています。いつものように、皆さまからのフィードバックもお待ちしています。
この記事は、Google アナリティクスの Phil Mui が執筆した記事を元にしています。
Google Analytics Official Blog の英語の原文記事は
こちら
をご覧ください。
「 An invitation for social sites to integrate with Google Analytics 」
以上
マイナビニュース スマートフォン最適化の取り組み Google アナリティクス・ イン・ビジネス
2011年12月5日月曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント
最近、電車のホームでスマートフォンを見ている人がとても増えましたね。
皆さんのサイトにも、きっとそんなユーザーが検索やメール、ソーシャルなどを通じてスマートフォンからアクセスしているはずです。
今回は、スマートフォン向け最適化に成功したサイトの事例紹介です。Google アナリティクスの機能の中で、モバイル分析、カスタム変数を活用しました。
株式会社マイナビは、この 11 月に毎日コミュニケーションズから会社名を「マイナビ」に変更しました。就職情報、転職情報として有名なブランドですが、ウェブのマイナビニュース(旧名:マイコミジャーナル)も、モバイルや IT 関連、ビジネスからエンタメ情報まで幅広く展開し、多くの読者を獲得しています。私も毎日、スマートフォンでマイナビニュースをチェックしている愛読者の一人です。
マイナビニュースが、ニュースサイトをスマートフォンに最適化したのは、今年の 5 月です。きっかけは、やはりスマートフォンの利用が広がったこと。アクセスデータにもそれがはっきりと見えてきたからです。
スマートフォンに最適化したページを提供すれば、もっとアクセスが増えるはずだ。その仮説通り、マイナビニュースのスマートフォンからのアクセスは、最適化前後で、一気に 4.5 倍に増えました。
しかし、話はここからです。スマートフォンのユーザー行動について、様々な疑問がチームの中で出てきます。
・スマートフォンでアクセスしている読者は、やはりモバイル関連のニュースのジャンルをよく読むのだろうか?
・通信速度の制限がある中で、画像を豊富に用意して見てくれるだろうか?
・スキマ時間にニュースを読むので、1 ページしか読まないのではないだろうか?
ならばアクセス解析で疑問を解決して行きましょう。身近な疑問から、アクセス解析に取り組むのはとても有効な取り組みです。
一つ問題が発生します。マイナビニュースのサイトでは、ニュースのジャンルが、サイトのディレクトリと一致していません。このままでは、ジャンルのアクセス集計に、とても手間がかかってしまいます。この問題は、ページレベルのカスタム変数で、ジャンルの名前をすべての記事ページに振ることで解決です。Google アナリティクスのレポートで、記事のジャンルのアクセス状況を一目でチェックできるようになりました。
人気コンテンツは「スマートフォン読者なのでモバイル関連ニュース」というのが事前の予想でしたが、実際にジャンルごとのアクセス数値を見てみると、エンタメ情報がよく読まれているという結果になりました。力を入れていく記事ジャンルがデータから明確になります。
最適化ページを利用するユーザーの声から、画像を拡大できないことに不満をもっているユーザーがいることもわかりました。そこで、画像の拡大機能を用意し、拡大ボタンをタップしたユーザーの数を、しっかりGoogle アナリティクスで分析しました。
その結果、とても多くのユーザーが画像拡大機能を使っていることがわかってきます。「スマートフォンだと画像はうるさがれる」は杞憂だったのです。今や「モバイルのマイナビニュースは写真が自慢」と、自信を持って展開できます。
様々な分析と改善を通じて、その後 ユーザーはさらに大きく伸びました。しかし、伸びたのはアクセス数だけではありません。直帰率、滞在時間なども改善していきます。スキマ時間にアクセスするスマートフォンの指標改善は、それほど簡単なことではありませんが、ページビューは最適化後からさらに、5 ヶ月で 2 倍に飛躍します。
コンテンツやナビゲーションの改善で、スマートフォンユーザーにも、より快適な経験価値を提供していく。
マイナビのGoogle アナリティクスを通じた改善はさらに続きます。
今回ご紹介したマイナビニュースのサイトは
こちら
です。
http://news.mynavi.jp/
[カスタム変数]
・カスタム変数について Google アナリティクスの公式ブログの記事です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2010/01/custom-variables-overview.html
・カスタム変数のより詳しい設定方法は code.google.com をご覧ください。
http://code.google.com/intl/ja/apis/analytics/docs/tracking/gaTrackingCustomVariables.html
[ モバイル分析 ]
Google アナリティクス スマートフォン分析については、
こちらの記事
もご覧下さい。
http://analytics-ja.blogspot.com/2011/08/google.html
以上
スケジュール送信と PDF 出力 そして新バージョンへの移行について
2011年11月4日金曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント
Google アナリティクスは積極的に新しいバージョンに機能を追加しています。今までの旧バージョンにあって、新バージョンにない機能は、少なくなってきました。その中で最もご要望が多かった 2 つの機能、ひとつは、メールでレポートをスケジュール送信できる機能、もうひとつは PDF のレポート出力です。
お待たせしました。この 2 つの機能は、数週間のうちに、新バージョンをお使いの皆様にも、ご提供できる予定です。
新旧のバージョンで、レポートのインターフェースは、大きく違っています。そのため、新しいスケジュール送信機能を、できるだけ早くご活用いただき、皆さんからフィードバックをいただきたいと思います。
今お使いのスケジュール送信を、新しい機能で使ってみる事で、その利用方法を見直すよい機会になるかもしれません。この数週間で、新しいスケジュール送信機能をリリースしますので、ぜひご活用ください。
すべての標準レポートとカスタムレポートに、スケジュール送信のオプションが付きます。
(画像は英語版ですがリリース時には日本語になります)
メニュー下にある「メール」ボタンをクリックすると、スケジュール送信の画面が出てきます。
さらに詳細な利用方法については、またリリース時にお伝えする予定です。
今までのバージョンのインターフェースにはなかった改良をしています。
PDF 形式でレポートをエクスポートできる機能も、数週間でリリースされる予定です。
さて、上記 2 つの機能が揃ったことで、3 ヶ月後の 2012 年の 1 月に、今までの Google アナリティクスのインターフェースは、サービス提供を終了させていただきたいと思います。新バージョンの Google アナリティクスには、今までのバージョンにはなかった魅力的な機能が多くリリースされています。リアルタイム、マルチチャネル、ソーシャルボタンの計測、ビジュアルフローなどの機能があります。
ぜひ、この機会に新しいバージョンの Google アナリティクスに移行していただきますようお願いします。
新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。
この記事は、Google アナリティクスの Phil Mui が執筆した記事を元にしています。
Google Analytics Official Blog の
英語の原文記事はこちら
をご覧ください。
Email scheduler, PDF export, and a transition to the new Google Analytics interface
以上
CSS Nite セミナー実施報告 Google アナリティクス新機能と活用事例
2011年11月4日金曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント
10 月に実施された CSS Nite LP19 「アクセス解析」のセミナー報告です。
CSS Nite (主催 CSS Nite 実行委員会)は今年 7 年目を迎えたイベントで、これまで、全国で 3 万人を超える方々が参加しています。当初、10 月 15 日実施の当セミナーは、早々と満員になり、急遽 22 日に 同じ講師陣で、再演を実施し、合計約 300 名の参加となりました。( 以下 写真撮影:飯田昌之 氏 )
今回、Google アナリティクスを通じてウェブビジネスの改善に取り組んできた講師陣 6 名による講演は、新機能の紹介にとどまらず、具体的な事例を中心に展開されました。
以下、順を追ってご紹介させていただきます。なお、講師の皆様の敬称は略させていただきました。
いちしま 泰樹 ( Cinci )
アクセス解析思考の磨き方
〜木を見て森を見ずにならないように〜
ブログ
makitani.com
を運営する いちしま氏の講演は、解析思考の磨き方というテーマで実施されました。最初の講演にふさわしい初心者に優しく、これまでの経験を体系化した内容でした。流入からコンバージョンまでの解析思考について、基礎から KPI 設計まで、丁寧な解説が行われました。
石本 光司( 株式会社 DMM.com ラボ)
大規模サイトにおける Google アナリティクス導入から成果まで
〜 Web デザイナーがアクセス解析に携わってみて〜
デザイナーとして解析にもチャレンジする石本氏の講演は、大規模サイト
DMM.com
における Google アナリティクスの課題というテーマでした。しかし、その内容は、仮説から商品購買プロセスの改善を実現した、金額も含め具体的な事例紹介で、大規模サイトに限らず参考になる内容でした。
熊谷 伸志(株式会社イー・エージェンシー)
Googleアナリティクスとレコメンドエンジンの連携について
Google アナリティクス認定パートナー、
イー・エージェンシー
熊谷氏の講演は、自社のレコメンドエンジンを、Google アナリティクスと連動させたユニークな事例の紹介です。レコメンドエンジンの導入前と導入後の効果が、明確に利用者にわかるようになったことで、お試し導入の継続率が格段に上がりました。Google アナリティクスの利用形態として気づきの多い、貴重な報告でした。
中島 直樹(ネットイヤーグループ株式会社)
Google アナリティクス イベント変数を活用するとここまでできるビジネス応用術
〜 EC サイトにおけるトライアルキットの本商品購入率の測定〜
Google アナリティクス認定パートナー、
ネットイヤーグループ
中島氏の講演は、イベントトラッキングの高度な活用事例です。化粧品の試供品応募と、実際の商品購買、この 2 つのビジネス効果と測定方法について、技術面、ビジネス面から詳細な解説が紹介されました。イベントトラッキングを採用した背景、セッションを超えたビジネス効果の取得方法などが解説されました。
小川 卓(リクルート株式会社)
「なでしこ JAPAN 」に見るアトリビューションの重要性と最新動向
~ Google アナリティクスの新機能「マルチチャネル」活用術~
ブログ
リアルアクセス解析
を運営する小川氏からは、Google アナリティクスの新機能「マルチチャネル」とアトリビューション分析について、基礎から応用、具体事例まで解説が行われました。組織の中で、どのようにアトリビューションのデータを活かしていくか、まで含めた俯瞰的な内容でした。特にアトリビューションをサッカーに例えた解説が、印象的でわかりやすい講演です。
大内 範行(グーグル株式会社)
新しい Google アナリティクスを使いこなそう
〜現場で効果的だった分析と、新機能を実践的に〜
大内からは、アナリティクスの新機能というテーマで、リアルタイムのレポート機能、イベントをゴールに設定できる機能、サイトの速度を計測できる機能など、利用事例を含めた解説を行いました。
新機能の紹介にとどまらず、具体事例を惜しみなく紹介した貴重なセミナーになりました。
詳細なレポートは下記をご参照ください。
CSS Nite LP, Disk 19「アクセス解析 : 事例紹介と Google アナリティクスの新機能」(再演版)が終了しました
今後もできるだけ多くの皆様に、Google アナリティクスの活用とその事例を共有できる機会に参加していきたいと思います。
以上
ビジュアルフロー : ユーザーの流れを可視化する
2011年10月27日木曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント
経路分析は決して目新しい機能ではありませんが、これまで経路分析に取り組んだ方は、共通にその難しさを口にしています。ランダムな情報の中に迷い込んでしまったり、ページのグルーピングや、ユーザーのセグメントも難しかったり、、、
もっと楽に、もっと早く、経路分析から、発見や洞察に辿りつけないものでしょうか?
Google アナリティクスのチームは、利用者の声を聞きながら、これまで試行錯誤を続けてきました。すべての行動を細かく全部見せることは、設計段階で排除されました。ウェブの世界以外にも答えを求め、複雑な動きをわかりやすく表現する方法がないか、探し続けました。サイトのユーザー経験を、直感的に誰でもわかるように見せたい、それがチームの目指したゴールです。
先週 10 月 19 日、Web2.0 Summit の会場で、Google アナリティクス チームの、Susan Wojcicki と Phil Mui が、「ビジュアルフロー」を公開しました。ビジュアルフローは、サイトを訪問したユーザー行動を、わかりやすく可視化した、Google アナリティクスからの答えです。
第 1 段階として、ユーザーフロー、ゴールフローの 2 つのフロー解析機能を、Google アナリティクスユーザーに徐々に公開していきます。
今後、段階的に、この他の機能も、追加していく予定ですが、今回、まず 2 つのフロー機能を紹介していきます。
*ユーザーフロー
ユーザーフローは、サイトに訪れた経路、つまりトラフィックからユーザーの行動を見せていき、どこでサイトを離脱したかまで追いかけることができます。
画面左のメニュー「ユーザー」の中、「ユーザーフロー」のリンクからたどれるようになります。
ビジュアルフローでは、ひとつひとつのかたまりを、ノードと読んでいます。このノードは、個々のページではなく、アルゴリズムでユーザー行動を自動でグルーピングしたページの集まりです。
ビジュアルフローは、インターラクティブです。クリックひとつで、特定の経路にフォーカスをあてたり、下図の例のように、ノードの情報を表示することができます。
今度のキャンペーンページはうまくいっているのか ?
そんな疑問にもすぐに答えが出ます。訪問がどれだけあり、それがどのサイトからのトラフィックか一目で確認することができます。
ある経路にフォーカスを当ててみたいときは、「ここをハイライト」をクリックします。この図では、Google の検索からの行動にフォーカスされています。
ある特定のノードを深く見たいときは、「ここを深く見る」をクリックします。キャンペーンページの前後で、どのようにユーザーが行動しているか、見ることができます。
*ゴールフロー
ゴールフローは、目標のステップに沿ってユーザーがどう行動したか、どこで離脱したかを、ビジュアルに表現した機能です。目標のステップは、従来の目標のステップで定義したものを使い、まず URL で指定する目標をサポートします。その他の目標、イベントやエンゲージメントもサポートしていく予定です。
ゴールフローは、標準レポートのコンバージョンメニューから、お使いいただけます。
ソースごとのユーザー数の相対比較ができます。ソース以外にもキーワードやブラウザなどの比較もできます。
経路からの離脱の割合を直感的に見ることができます
目標ステップごと、ユーザーがどう行動したか確認できます
目標ステップを戻ったユーザー行動も確認できます
もし、目標や目標ステップを、今の時点で設定していなくても心配はいりません。
ゴールフローは、今日、新たな目標を設定しても、すぐに過去データも含めて分析ができます。
ビジュアルフローでは、さらにアドバンスセグメントも使えます。また、特定のページやページ群に絞り込んで見ることもできますので、分析したいページ(ページ群)の前後の動きにフォーカスして分析することもできます。
経路やページは、独自のアルゴリズムで自動でまとめられますが、今後、グルーピングの仕組みをさらに洗練したものにしていく予定です。
このビジュアルフローは、まだ始まったばかりです。今後、皆様のフィードバックをもとに、さらに改善していく予定です。
新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。
この記事は、Google アナリティクスの Phil Mui が執筆した記事を元にしています。
Google Analytics Official Blog の
英語の原文記事はこちら
をご覧ください。
「
Introducing Flow Visualization: visualizing visitor flow
」
マルチチャネル ユーザーの主な質問から
2011年10月20日木曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
米国時間の 10 月 11 日に、マルチチャネルについてのオンライン・セミナーが開催されました。このセミナーに関連した主な質問と回答が、米国の公式ブログに掲載されています
(原文はこちら)
。日本のみなさまにとっても有用ですのでご案内いたします。
当セミナーでは、マルチチャネルのプロダクトマネジャーのビル・キー( Bill Kee )が、30 分の全体説明を行いました。セミナーの録画(英語)は、この記事の最後に掲載しています。
では、そのオンライン・セミナーで出た主なご質問の紹介です。
Q : マルチチャネルはどのメニューから行けますか?
マルチチャネルのレポートは、すべての Google アナリティクスユーザーがお使いいただけます。
メニューの「標準レポート」タブをクリックし、左ナビの「コンバージョン」をクリックすると「マルチチャネル」のリンクが出てきます。
マルチチャネルにアクセスするには、新しいバージョンの Google アナリティクスにアクセスする必要があります(画面右上部に新しいバージョンへのリンクがあります)。
このレポートが表示される前提として、目標設定がアクティブになっているか、e コマース機能を利用している必要があります。
(フィルタをかけている場合、正しい値が取れない可能性があります。経路の幾つかがフィルタの影響で除外される可能性があるからです)
Q : マルチチャネルを使うために特別なタグは必要ですか?有料広告やソーシャルはどうですか?
マルチチャネルのために特別なタグは必要有りません。広告を計測するための標準のキャンペーンタグが、そのまま有効になります。
有料広告のキャンペーンやソーシャルからの訪問を識別する場合、このキャンペーンタグを適切に設定していただくのがよいでしょう。
Q:ショップサイト、ショップ以外のサイトそれぞれどのように活用できますか?
目標と e コマースで利用することができます。e コマースのトランザクション以外にも、多くのイベントが目標として設定できます。
顧客獲得用に作った申し込みフォームも、目標に設定できます。また、営業資料、製品紹介の PDF のダウンロードもゴールとして設定できます。
目標が複数ある場合、デフォルトでは全体をまとめて表示し、マルチチャネルのレポートの上部で、個別の目標に、簡単に絞り込むことができます。
Q:一人のユーザーが同じ月に2 回買い物をした場合、レポートにはどう反映されますか?
同じユーザーでも、2 つのコンバージョンは、それぞれを別々に認識し、それぞれユニークな(チャネルの重なりのない)経路を表示します。
注意点として、コンバージョンしたユーザーだけが対象になり、コンバージョンしていないユーザーは表示されません。また、コンバージョン率はマルチチャネルのレポートには表示されません。
Q:期間の設定は 30 日以外の変更できますか?
今は 30 日の期間に設定されていて、変更はできません。30 日は、多くのお客様に合った期間ですが、一方でケースによって変わってくる部分もあり、今後は期間設定を変えられるよう検討しています。
Q:過去のデータも対象ですか?
はい、過去のコンバージョンデータも対象です。今年( 2011 年)の 1 月からのデータが対象になっています。
Q:チャネルグループの機能のもっとも効果的な使い方を教えて下さい?
ヘルプセンターにチャネルグループの使用例を掲載しています。注意点として、チャネルのグルーピングは、現時点でマルチチャネルのレポート上でのみ有効な設定です。以下が効果的な例です。
ブランドキーワードと、非ブランドキーワードの 2 つに分類する
検索とアフィリエイトとディスプレイの 3 つに分類する
リスティング広告とディスプレイ広告に 2 つに分ける
Q:マルチチャネルの値と e コマースレポートの値が違う場合があるが?
オンライン・セミナーの中でも触れたように、データの反映時間が違います。マルチチャネルの方が少し遅れて 24 時間後から 36 時間後に反映されます。従って直近の 3 日間ぐらいは値が異なる場合があります。古いデータに関しては合致します。
Q:リマーケティングはディスプレイに数えられるのですか?
Google アナリティクスのキャンペーンタグを貼ったとおりに、マルチチャネルに反映します。そのリマーケティングの広告が、どのようなキャンペーンタグを貼っているかをご確認ください。
Q:起点、アシスト、終点など接点の価値付けは、されていますか?
現在のレポート上は、すべての接点を 1 と数えています。終点の中に、アシストは含まれていません( 起点はアシストに入っていますね )。
それぞれが関連したコンバージョンの価値を、接点の数にかけてコンバージョン価値を算出しています。
Q:マルチチャネルのデータは、API で利用できますか?
いいえ、現時点では API での利用はできません。今後実現できるよう計画中です。
また、ヘルプセンターのコンバージョンのカテゴリに、マルチチャネルについての説明があります。基本的な情報はこちらをご覧ください。
http://www.google.com/support/analyticshelp/bin/answer.py?hl=ja&answer=1191180&topic=1631741
このオンライン・セミナーは英語で実施されましたが、参考まで以下に録画の動画と、項目を掲載します。
1. マルチチャネルはなぜ必要か? ( 45 秒ぐらいから )
2. マルチチャネルの概要 用意されているレポートと用語の解説( 4分55秒ぐらいから )
3. 何がわかるのか? ソーシャルとアフィリエイトの例(8 分ぐらいから)
4. 事例 ホテルアマリの事例( 12分50秒ぐらいから )
5. 基本の分析 3 つのステップ( 16分40秒ぐらいから )
6. チャネルグループやセグメントの設定( 20分30秒ぐらいから)
以上
検索をより安心してご利用いただくために : Google アナリティクスでの検索キーワードについて
2011年10月19日水曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
私たちは検索結果のパーソナライズに日々取り組んでいます。特に Google アカウントにログインしているユーザーで、その改善が進んでいます。同時に、検索をより安心してご利用いただくための取り組みも、また重要になってきています。この取り組みの一貫として、Google のオーガニック検索を、SSL を使ってより安全なサービスに改善します。ログインして検索している際の、デフォルトのURL アドレスは https://www.google.com/ に変更になります。
プライバシーの保護はとても重要です。Google アナリティクスのチームも、その点を意識し、同時に皆様が、 Google アナリティクスで、ウェブサイトを効果的に解析できるよう、努めていきます。
この取り組みは Google アナリティクスユーザーにどのような影響がありますか?
ログインしたユーザーが Google のオーガニック検索から、あなたのサイトに訪問した場合、Google アナリティクスを含むアクセス解析サービスは、Google の検索からの訪問だということを引き続き参照元として認識できます。しかし、ログインしたユーザーが検索したキーワードの情報は、わからなくなります。
この影響は、あくまでログインしたユーザーに限ったもので、トラフィックの中ではあくまで少数派です。
検索連動型広告( CPC )と、ログインしていないユーザーのオーガニック検索への影響はありません。
Google アナリティクスはどのような対策がありますか?
検索エンジンマーケティングのためのデータには引き続き影響はありません。コンバージョンやセグメンテーションなど、今まで通り利用できます。
ログインしているユーザーからの検索が、明確に区別できるよう、レポート上は( not provided ) として表示します。
これを除けば、参照元のレポートや、広告のレポートは今まで通りで、影響はありません。
検索キーワードはウェブサイトの改善やマーケティングを効果的に進めるために、重要な情報ですので、できるだけ関連した情報を提供できるよう、これからも努めていきます。
今後も Google アナリティクスの改善に取り組んでいきます。
Google Analytics Official Blog の
英語記事はこちら
" Making search more secure: Accessing search query data in Google Analytics "
Google Official Blog の記事は
こちら
” Making Search More Secure"
Google アナリティクス セミナー再演のお知らせ
2011年10月6日木曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
先にご案内いたしました
10 月 15 日開催 CSS Nite 実行委員会主催「 Google アナリティクス セミナー」
は、好評につき早々に満員になりました。そこで、同じ出演者、同じ内容で、再演を行うこととなりました。
Google からは、大内がリアルタイムレポートなど、Google アナリティクスの新機能についてご紹介いたします。
Google アナリティクス認定パートナーの株式会社イー・エージェンシー、ネットイヤーグループ株式会社も講演を行います。
基本的な取り組みから、企業の実践的な事例、最新機能まで学べる内容です。
再演版のお申込み方法や、セミナーの詳細情報につきましては、
こちらのページ
をご参照ください。皆様のお越しをお待ちしております。
リアルタイム 今、あなたのサイトで何が起こっているか?
2011年9月30日金曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
ウェブはどんどん速くなっています。速くなっているのはページ表示のスピードだけでありません。私たちウェブでアクションを起こしていくスピードでもどんどん速くなっています。かつては、サイトを立ち上げたら、時々、新しい製品がリリースされた時などにアクセス数をチェックしていれば十分でした。でも、今は違います。何かアクションを起こしたら、いつでもすぐに確認したいと思うでしょう。
お待たせしました。Google アナリティクスに新しく「リアルタイム」レポートが加わります。今この時点で、リアルタイムで、あなたのサイトに今何が起こっているか、このレポートから確認できるようになります。
例えば、ブログを書いたら、Twitter などソーシャルメディアで、どんな反応なのか、すぐに確認したいと思うでしょう。新しいブログ記事を書いて、Twitter でそのことをお知らせするでしょう。その反響がどんなふうに広がっていくのか、「リアルタイム」に知ることができます。
Twitter でつぶやくタグに、キャンペーンタグを貼っていれば、Twitter クライアントなどソフト上でつぶやかれた発言からのリンクも測定できます。その波及効果がいったいどんなふうに広がっていくか、次々にわかっていきます。
別の使い方として、何か新たなキャンペーンページやお知らせを出したときに、その確認やテストを行う使い方もあります。キャンペーンを開始する前に、そのページに自分でアクセスし、リアルタイムレポートを見ながら、きちんと解析できているか、チェックすることができます。キャンペーンを実施しても、きちんとデータが取れていないと意味がありません。データ解析のための設定が正しく行われているか、すぐに分かるのです。そしてキャンペーンが開始されたなら、その最初の反響をリアルタイムレポートで確認することができます。
リアルタイムレポートは、新しいバージョンの Google アナリティクスで利用できます。画面右上から「新しいバージョン」のリンクをクリックし、「マイレポート」のタブを開くと、その中に「リアルタイム」のメニューが有るはずです(デザイン変更後の新しいインターフェースでは、ホームボタンから行けるようになります)。
リアルタイムレポートには、トラフィック、地域、コンテンツのメニューがあります。それぞれの表はクリックができます。地域を深く掘り下げていく、トラフィックのオーガニックから、検索キーワードを見ることができます。また、アクセスが多い場合には、コンテンツの画面から、特定の URL を検索して、特定のページの状況を確認することもできます。
リアルタイムレポートはすでにリリースされていますが、徐々に使える人が増えていくので、全員に行き渡るには、数週間がかかります。ご了承ください。できるだけ早くご覧になりたい場合
こちら
からお申し込みください(英語)。なお、現時点では、フィルタの設定は反映されず、フィルタ設定前の情報が表示されます。
新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。
Google アナリティクスのインターフェースをさらに改善します
2011年9月29日木曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
今年 3 月に新しいバージョンの Google アナリティクスをリリースしてから、たくさんのフィードバックをいただきました。
また、私たち Google アナリティクスのチームも、もっともっとインターフェースを使いやすく、わかりやすくできないか、と議論やテストを重ねてきました。
Google アナリティクスのチームでは、個々のサービスや、全体のインターフェースデザインなどについて、いつも多角的な分析やテストを行なっています。エンジニアやプロダクトマネージャーたちのブレインストーミング、皆さんのフィードバックの分析結果、そしてユーザーへのインタビュー調査や、ユーザビリティテストなど、改善にむけた取り組みを重ねています。
もうすぐ、新しい Google アナリティクスのインターフェースデザインをお届けできるでしょう。
一番大きな変化は、グローバルナビのタブメニューをシンプルにすることです。3つのタブ - 「ホーム」「標準レポート」「カスタムレポート」にすべてのサービスを集約します。
このタブの変更も含めて、皆様が、アクセスしたいと思う場所に、より速くたどりつけるように、改善されると考えています。
今、「サイト分析」 メニューの配下にあるものは、「ホーム」と「標準レポート」に集約されます。
おおまかなメニューの配置は以下のようになる予定です。
[ ホーム タブ ]
今、あなたのサイトがどうなっているか、すぐに確認できる機能やレポートを集約しています。「マイレポート」「インテリジェンス」などです。「インテリジェンス」のカスタムアラートもここに表示されます。
[ 標準レポート タブ ]
ユーザーやトラフィック、コンテンツや広告、コンバージョンの状況を表示する、皆さんがよく使うレポートが、ここに集約されます。その他、カスタマイズのない標準のレポートはすべてここに配置されます。
さらに、新しく、アクセスしたいレポートの名前を入れれば、すぐにレポートに飛べるインターフェースも用意しています。
[ カスタムレポート ]
カスタムレポートは、あなたが欲しいと思うカスタマイズしたレポートが作成できます。この新しいタブの下に配置されます。
カスタムレポートが重要だということを、今回の調査を通じて知り、そして、より重要なサービスとして位置づけました。
インターフェースの改善は、上記のハイレベルなナビゲーションの変更にとどまりません。
もっと多くの改良をこれからも加えていく計画です。
英語が必須となりますが、ユーザーテストに参加することもできます。
ユーザーテストへのお申し込み
ぜひ、今後とも皆さまからのフィードバックをお待ちしています。
新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。
以上
リクルート SUUMO アプリの解析 - Google アナリティクス・ イン・ビジネス
2011年9月27日火曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
リクルートは、そのサービスを積極的にスマートフォンやタブレットのアプリとして展開しています。その取り組みでは、日本で一番積極的な企業の一つと言えるでしょう。
そのサービスの一つ、住宅情報の SUUMO ( スーモ ) を、スマートフォンのアプリとして無料で提供しています ( Android , iPhone , iPad , iPod で提供 )
「この街に住んでみたい」そう思いながら、手元の画面で住まいの物件を検索し、吟味する風景は、スマートフォンのアプリとして最適でしょう。
GPS の位置情報を元に、現在いる地点から物件を探すなど、スマートフォンならではの機能も搭載しています。リフォーム情報もありますので、こんなリビングに住みたい、という画像をモバイルで見ることもできます。
[ リクルート SUUMO スマートフォンで賢い住まい探し! ]
[ リクルート SUUMO スマートフォンで賢い住まい探し! ]
さて、そのスマートフォンのアプリを、ユーザーは快適に使ってくれているのでしょうか?
検索はどんなふうにしているのか? 家の写真をクリックする人の割合はどのくらいか?
そんな情報をウェブサイトと同様に解析できれば、実際のユーザーの利用状況がわかり、アプリの使い勝手を、改善していくことができるはずです。
リクルートでSUUMOを推進する事業部 住宅カンパニーでは、スマートフォンのアプリを解析するツールとして、Google アナリティクスを使っています。
Google アナリティクスには、Android と iOS ( iPhone ) のアプリ解析用に、開発用キット( SDK ) を提供しています。
この SDK を導入することで、アプリで起こるアクションを、ページビューとして記録したり、イベントとして記録することができます。
アプリにはもともとウェブサイトのようなページの概念はありませんので、どのアクションをページビューとして記録するか、どのアクションをイベントとして数えることにするか、その設計が必要です。
SUUMO のアプリでは、シンプルに「物件検索の画面ナビゲーション」はページビューとして記録し、URL にあたる画面番号を地域やカテゴリの組み合わせで、運用者にもわかりやすく記録しています。また、物件の画像表示や問い合わせボタンなど、ユーザーが画面をタップするアクションはイベントとして記録しています。
その結果、様々なことが見えてきました。
仮説通りのナビゲーションをユーザーが選択しているのか、イベントが起こる割合がどのくらいが見えてきました。
どのナビゲーションが選択され、物件画面までたどりついた割合はどのくらいか、そういった基本的な情報はもちろん、電話番号を押している数と、実際に電話を呼び出している数の違いや、住まいの画像を増やしたときに、きちんと見られているかも把握できます。
アプリの解析データは、PC 用の Google アナリティクスと同じレポートインターフェースで、見ることができます。
ウェブサイトと同じように、制作がゴールではなく、ユーザーに快適に使ってもらうことがゴールです。ユーザー行動や声を知ることで、ビジネスの改善が実現できます。リクルートの現場の方がユーザー行動を把握することから改善のステップが始まります。
[ スマートフォンのアプリ計測 ]
Google アナリティクスが提供する、スマートフォンのアプリの SDK は、Android と iOS で提供されています。ページビュー、イベント、eコマース、カスタム変数の機能がスマートフォンでも利用できます。
詳しくは
Google CODE の開発者向けページ
をご覧ください。
http://code.google.com/intl/ja/mobile/analytics/docs/
ネットイヤーグループ 新たな Google アナリティクス認定パートナーのご紹介
2011年9月14日水曜日
2011 年 9 月 2 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
このたび、新しくGoogle アナリティクス認定パートナー(Google Analytics Certified Partners)が決まりましたのでお知らせいたします。
新しい認定パートナーは、
ネットイヤーグループ株式会社
です。
ネットイヤーグループ株式会社は、インターネット技術を活用したマーケティング業務の支援をする SIPS (Strategic Internet ProfessionalServices) 事業、独自ソリューション開発、および新規事業開発に取り組んでいます。
日本の Google アナリティクス認定パートナーは、アユダンテ㈱、㈱ミツエーリンクス、㈱ IMJ、㈱イー・エージェンシー、NRI ネットコム㈱ とあわせて 6 社となりました。
Google アナリティクス 認定パートナーは、お客様のビジネス向上や課題解決を Google アナリティクスとアクセス解析を通じて実現できる企業を認定するプログラムです。
技術とビジネスの両面で、高い実績を持つ企業を、Google による厳格な資格基準に基づいて認定します。
Google は、Google アナリティクスの新機能や解決すべき課題に加え、お客様のご要望について、パートナー各社と密にコミュニケーションを取っています。ユーザーの皆様の課題解決や目標達成を実現できるコンサルティング、導入アドバイス、教育トレーニングなどのサービスを Google アナリティクス認定パートナーを通じて提供させていただきます。
Google アナリティクス認定パートナー プログラムへご興味をお持ちの企業様は
こちらの応募要項
をご覧ください。
Google アナリティクス セミナー開催のお知らせ
2011年9月7日水曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
10 月 15 日 土曜日 午後にGoogle アナリティクス のセミナーを CSS Nite 実行委委員会の主催で開催いたします。
今回、Google からは、大内が Google アナリティクスの新機能についてご紹介いたします。
Google アナリティクス認定パートナーの 株式会社イー・エージェンシー、ネットイヤーグループ株式会社も講演を行います。
本セミナーの講演者は、いずれも、企業の現場で、ウェブビジネスの改善を行なってきた経験豊富な方々です。
基本的な取り組みから、企業の実践的な事例、最新機能まで学べる内容です。
お申込み方法や、セミナーの詳細情報につきましては、
こちらのページ
をご参照ください。皆様のお越しをお待ちしております。
新しい Google アナリティクスのご紹介 : 複数の AdWords アカウントがリンクできます
2011年9月6日火曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
新しい Google アナリティクスで、複数の AdWords アカウントがリンクできるようになりました。AdWords のキャンペーンデータ、表示回数や掲載順位、広告費用などのデータが、複数のアカウントでも、自動的に取り込まれます。
セットアップの方法は以下のとおりです。
2 件目以降としてアナリティクスと連携する AdWords アカウントを、Google アナリティクスの管理者アカウントとして登録しておく必要があります。その上で、以下の操作を新たに連携するアカウントで実施します。
(両サービスで管理権限を持たせるのは不都合なアカウントでも、一時的にこの操作の間だけ、アナリティクスの管理アカウントに設定することで以下の設定ができます。確認後にアナリティクスの管理アカウントから削除してもデータ連携は維持されます)
*アナリティクス側での操作
1) Google アナリティクスにログイン http://www.google.co.jp/analytics/
2) 「新しいバージョン」のリンクをクリック
3) 新しいバージョンの画面で「このバージョンをデフォルトに設定」をクリック
※ この操作をスキップすると、新しいリンク画面が確認できず、以下の操作ができません
※ この操作をしても以前のバージョンへのリンクは維持されています
*AdWords側での操作
1) AdWords にログインします。
http://adwords.google.co.jp/
2) 「レポートとツール」タブから「Google Analytics」をクリック
3) 新しい Google アナリティクスが表示されます。右上の歯車アイコンをクリック
4) 左上のナビゲーションリンクから「すべてのアカウント」を選びます
5) AdWords アカウントとリンクさせたい Google アナリティクス アカウントを選びます
6) 「データソース」を選ぶ
7) 「AdWords」タブを選び「アカウントをリンク」をクリック
さらに、複数の AdWords アカウントを、Google アナリティクスの複数のプロファイルに結びつける際も、簡単なインターフェースが用意されています。
以下のビデオは英語になりますが、その操作方法を説明しています。
YouTube Channel
クライアント センター( MCC )からリンクを作成する場合も、手順は似ています。下記のヘルプ センターをごらんください。
http://www.google.com/support/analyticshelp/bin/answer.py?hl=ja&answer=1033961
カタログ通販のセシール - Google アナリティクス・ イン・ビジネス
2011年9月1日木曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
セシールは日本でトップクラスのカタログ通販事業社です。ご存知のようにインターネットでも通販サイトを展開し、ネットでの売上は高い比率を示しています。
ウェブのショッピングで成功するポイントの一つは、何よりもお客様本位であること。ユーザーのウェブ上の行動を把握することは不可欠です。
お客様の行動を把握するため、セシールは Google アナリティクスをカスタマイズして活用しています。
[ カタログ通販のセシール ]
セシールが、活用している Google アナリティクスの機能は「カスタム変数」と「イベントトラッキング」です。
セシールのウェブマーケティング部門には、アクセス解析のスペシャリストがいます。マーケティング部門や他部門から、「こんなことが知りたい」という要望があれば、その仮説に答えられるよう Google アナリティクスを駆使しながら答えを出していきます。
一つ目の例は、カスタム変数の活用です。
セシールでは、「セシールネット会員」というメンバーシップがあります。
ウェブサイト訪問者全体の中から、セシールネット会員に絞って、その行動をもっと掘り下げて分析したい、という要望がありました。
その答えを出すのに Google アナリティクスのカスタム変数が役立ちました。
ビジターレベルのカスタム変数は、サイトを訪問したユーザー、またそのユーザーの行動に、印をつけておくことができます。その後長期間にわたって、セシールネット会員に絞った行動が分析できるようになります。
セシールネット会員には、カスタム変数で使って「セシールネット会員」という印をつけています。訪問者を、会員の性別・年齢でセグメントし、その行動を絞り込んで分析することができるようになっています。
もう一つの例はイベントトラッキングの活用です。
従来の通販カタログの世界では、ネットではなく、電話やファックスなどで注文を受けています。お客様から来る注文に対して、もし在庫がなければ、欠品が生じた、というデータが記録できます。
さて、ネットではどうでしょう?
ユーザーは、買いたい商品の在庫がなければ、あきらめてそのまま離脱します。
在庫がなくなったことは把握できても、「せっかく買いたかったのに商品がないや」という、がっかりしたお客様の声はサイトの運営者には伝わりません。
買いたかったのに欠品、というその状態を把握するにはどうしたらよいでしょう?
ユーザーが買い物ボタンを押したとき、そこでお客様が買いたい商品がわかります。その時に、商品在庫の欠品が発生すれば、その状況をイベントトラッキングのタグを発行し、Google アナリティクスに記録します。どの商品、サイズ、カラーまで含めて、欠品の状況を細かく把握しています。
もちろん、この方法は、完璧な欠品率の把握にはなりませんが、全体的な在庫切れ発生のトレンドを把握出来たり、すでに在庫がなくなった商品に、それ以後も多くのリクエストが合ったのか、そのだいたいの傾向を把握することができます。
そしてそのお客様は、どんな経路で来たのか、広告でわざわざ費用をかけて呼び込んだお客様なのかどうかも知ることができます。
サイトのユーザー行動や声を知ることで、ビジネスの改善が実現できます。セシールの現場の方がもった疑問や要望を、Google アナリティクスで解決することから、そのステップが始まります。
[カスタム変数]
・カスタム変数について Google アナリティクスの公式ブログの記事です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2010/01/custom-variables-overview.html
・カスタム変数のより詳しい設定方法は code.google.com をご覧ください。
http://code.google.com/intl/ja/apis/analytics/docs/tracking/gaTrackingCustomVariables.html
[イベント トラッキング]
イベントト ラッキング機能の設定方法などは以下のコードサイトをご覧ください。
・イベントト ラッキング (code.google.com)
http://code.google.com/intl/ja/apis/analytics/docs/tracking/eventTrackerGuide.html
[ Google アナリティクス認定パートナー]
より有効な Google アナリティクスの導入や活用を行っていただくため、Google アナリティクスでウェブビジネスをサポートする「認定パートナー制度」があります。日本でも、認定パートナーが新たに 3 社が決まり、全部で 6 社になりました。
パートナー制度についてはこちら
をご覧ください。
セブン銀行の複数言語対応 - Google アナリティクス・ イン・ビジネス
2011年8月30日火曜日
2011 年 8 月 30 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
セブン銀行は、セブンイレブンやイトーヨーカドーをはじめ全国に展開する ATM で有名です。そのセブン銀行は、今年 3 月から個人の海外向け送金サービスを開始しました。海外への送金はセブン銀行 ATM とネットから原則 24 時間 365 日可能で、受け取る側はウエスタンユニオン社との提携で約 200 カ国 40 万カ所以上で受け取れるというサービスです。
この新サービス訴求のため、サービス案内から申し込み受付までサポートするグローバルなウェブサイトを英語、スペイン語、中国語(簡体語、繁体語)など 10 の言語で、展開しています。セブン銀行は、より便利でより身近なサービスを徹底する上で、ウェブ上でも、何よりもお客様本位であることを大事にしています。
[ セブン銀行海外送金サイト ]
多言語に対応する Google アナリティクスは、セブン銀行が展開するサービスに対応する上で、不可欠なアクセス解析ツールです。
言語、文化が異なるターゲットに対し、どんな訴求メッセージが訴えるのか、わかりやすいユーザーインターフェースは何か? Google アナリティクスのデータをもとに改善への取り組みを行なっています。
多言語対応だけではありません。
セブン銀行が活用する Google アナリティクスの機能は、カスタム変数と、Google ウェブサイト オプティマイザーです。
カスタム変数は、ユーザーがどの言語でアクセスしたか、判別できるよう言語ごとに、全てのページに設定しています。レポート上で、各言語ごとのユーザー行動の状況を、一目で確認することができます。
訪問数やユーザー数、滞在時間や直帰率などの基本指標、流入の経路、そして、サービスに申し込む人の目標達成状況です。
当初はグローバルに、同じイメージ、同じメッセージでサービス展開をはじめました。しかし、実際の申し込み状況は、各言語で大きな違いが見えてきました。
アクセス状況が見えるに従い、特に、目標達成の割合は、各言語で大きな差があります。やはり言語ごとに、その国に、その文化に適したメッセージが必要です。
次のステップは、Google ウェブサイト オプティマイザーを使った A / B テストの実施です。
アクセスデータを取得し、その違いを一目で把握できるように設定し、その状況を共有し、仮説を立てていきます。その仮説が正しいか、テストをして検証していく。PDCA サイクルの始まりです。
まだ改善への取り組みは継続していますが、各言語ごとにフォーカスした取り組みは、高い成果を見せ始めています。
[ カスタム変数 ]
・カスタム変数について Google アナリティクスの公式ブログの記事です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2010/01/custom-variables-overview.html
・カスタム変数のより詳しい設定方法は code.google.com をご覧ください。
http://code.google.com/intl/ja/apis/analytics/docs/tracking/gaTrackingCustomVariables.html
[ Google アナリティクス認定パートナー]
より有効な Google アナリティクスの導入や活用を行っていただくため、Google アナリティクスでウェブビジネスをサポートする「認定パートナー制度」があります。
日本でも、認定パートナーが新たに 3 社が決まり、全部で 6 社になりました。
セブン銀行をサポートするパートナーは、新たにパートナーに加わった
NRI ネットコム株式会社
です。
パートナー制度についてはこちら
をご覧ください。
マルチチャネル : 隠されていたコンバージョン経路の封印がついに
2011年8月29日月曜日
2011 年 8 月 29 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
どの広告が効果があったのか?目標を達成したユーザーはどんな経路でコンバージョンしたのか?今回ご紹介するマルチチャネルで、これまでの分析から一歩進んだ風景をご提供します。
今までの Google アナリティクスや効果検証ツールは、コンバージョンに直接関わったトラフィックを中心に効果測定が行われてきました。広告の場合、コンバージョン前、最後にクリックした広告を、効果があったものとして記録する仕組みです。でも、その購入の決断をする前に、検討期間があったはずです。ユーザーは、もっと検索をして、調べて、比較しているはず。コンバージョンをアシストした別の効果があるのではないか? そんな疑問は誰しも考えたことがあるでしょう。
もし、封印が解かれて、隠されていたユーザーの本当の姿が、見えるようになれば?きっと私たちは、もっとユーザーに近づき、ウェブビジネスを改善できるはずです。
その封印を解く答えとして、Google アナリティクスはすべての皆様に、新機能「マルチチャネル」をご提供いたします。広告だけでなく、ソーシャルメディア、オーガニック検索、バナー広告、そういった様々なチャネルがコンバージョンに関わっています。マルチチャネルを活用すれば、今までとまったく違うユーザー行動の風景をご覧いただけます。
[クリックすると画像が大きくなります]
このマルチチャネルは、しばらくパイロットベータとして試験的に提供してきました。その中で、ベータ参加者からは今まで見えなかったユーザーの行動への理解が深まった、というフィードバックをいただきました。ファッションブランドのヒューゴ・ボス(HOUGO BOSS) も、隠されていた貢献度を発見し、マーケティング戦略の改善に役だてることができたと言っています。
「ユーザーがいったいどうやってブランドやサイトを見い出すのか、その理解が深まることはとても重要だし、そのことでもっといい決断ができるようになる。3 回コンバージョンすれば、そのうちの 2 回は複数の接点が関わっているんだ」
ヒューゴ・ボスの E コマース/ CRM ディレクターのパトリック ベレシェイム( Patrick Berresheim )は言います。「これでアシストの貢献度の価値を測れるようになった。これは今までは隠れて見ることができなかったんだ。最後のクリックの価値しか見えなかったからね」
マルチチャネルは、新しいバージョンの Google アナリティクスから利用できます。画面上部、「コンバージョン」のタグから「マルチチャネル」を選んでください。ただし、サイトの目標または e コマース機能を設定していないと利用できません。
まだ目標を設定していないサイトは、ぜひ、この機会に目標設定に取り組んでください。AdWords をご利用であれば、Google アナリティクスと連携しましょう。より詳細な広告のパフォーマンスを検証できます。現在のデータは、2011 年今年の 7 月からのものに限定されています。その後、データの拡張を予定しています。2011 年 1 月からの情報を利用できるようになるでしょう ( 9月2日より2011年1月のデータが既に反省されています)。
基本の 5 つのレポートで、目標からさかのぼって 30 日間のユーザーの行動をご提供します。一番わかりやすいのは、「コンバージョン経路」のレポートです。レポート上のセグメントを変更することで「キーワード(または参照元 / メディア)パス」を選べば、検索のキーワードも確認できます。セグメントやカスタムチャネルなど、独自のチャネルも定義できます。たとえば、ブランド名やサイト名を含んだ検索キーワード群を「Brand Keywords」として設定できます。
以下のビデオは英語ですが、マルチチャネルやアシストの考え方と必要性について、比較的わかりやすくまとめています。皆様のチームメンバーやお客様に説明するときは、このビデオのようにバスケットやサッカー、野球、自転車レースなどスポーツのアシスト効果を使って説明するとわかりやすいかもしれません。くれぐれも、サッカーの話で盛り上がり過ぎないように。
こちらも英語ですが、教育ビデオ(Webinar)も実施予定です。
英語版の公式ブログ
にご案内があります。
新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。マルチチャネルも、皆さんのフィードバックを受けて、改善されていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。
Update : 2011/09/05
すでに今年 2011 年 1 月からのコンバージョンのデータが反映されています。日本時間の9月2日に更新されました。
新しい Google アナリティクスのご紹介:あなたのサイト スマートフォンのアクセスは?
2011年8月24日水曜日
2011 年 8 月 24 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
今年に入り、Android や iPhone などスマートフォンのトラフィックの増加が、各サイトで目立って来たようです。関連のお問い合わせも多くいただくようになりました。
スマートフォンの計測は、特別なトラッキングコードの設定は必要ありません。今でも、あなたの Google アナリティクスで「モバイル」というメニューから、スマートフォンのアクセス状況がつかめます。この「モバイル」のアクセスデータを見て、スマートフォン対応のサイト制作や広告展開、アプリの作成に取り組むお客様も増えています。
*モバイルメニュー サマリー
早速、レポートメニューの「モバイル」をクリックしてみましょう。サマリーの画面を円グラフ表示に切り替えることで、あなたのサイト全体のスマートフォン比率がわかります。昨年までは、数%というサイトがほとんどでしたが、 1 − 2 割を超えるサイトが日本でも増えてきました。ぜひ、最近一ヶ月のデータをご覧ください。
[クリックすると画像が大きくなります]
*モバイルメニュー デバイス
モバイルメニューから「デバイス」を選び、セグメントから「OS」を選択してみましょう。ここで Android 、iPhone 、iPad などの比率がわかります。iPhone のアクセスが多いサイト、 Android の比率の方が多いサイト、とサイトによって表情はさまざまです。あなたのサイトではいかがでしょうか? 「その他」のセグメントからは、画面の解像度も確認できます。
*モバイルデバイスの表示
スマートフォンの種類も増えてきました。あなたのサイトにアクセスしている携帯端末がどんな機種か、実際に画像で確認することができます。端末名の横にあるカメラマークをクリックしてみましょう。もちろん、日本の携帯端末も確認できます。
*モバイル アプリの計測 Android SDK と iPhone SDK
最近「スマートフォンのアプリを Google アナリティクスで計測できますか?」という質問が増えてきました。答えはイエスです。Google アナリティクスは、スマートフォン計測用の開発キット 「 Google Analytics SDK for Android / iOS 」 を用意しています。
このSDKを活用することで、アプリの画面表示、ボタンクリックなどの動作を、Google アナリティクスに記録することができます。アプリの動作にあわせて、ページビューを割り当てたり、イベントを割り当てることができます。カスタム変数も活用できます。
このモバイルSDKに、最近、2つの新機能が加わりました。一つは、e コマース機能。モバイルアプリ上のショッピングや資料請求、ビジネスに関連する成果や売上を、金額で Google アナリティクスにレポートすることもできます。
もう一つは、アプリのダウンロードの計測や広告からの誘導に使えるキャンペーン機能です。この機能を使えば、Andoroid マーケットのダウンロード数だけでなく、AdMobなどからアプリに誘導した広告の参照元をSDKで簡単に取得し、成果を計測できます。
SDKについて、詳しくはこちらをご覧ください。
-
Google Analytics SDK for Android
( 英語 )
-
Google Analytics SDK for iOS
( 英語 )
新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。
新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。
新しい Google アナリティクスのご紹介:より直感的になったグラフとレポート
2011年8月18日木曜日
2011 年 8 月 18 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
Google アナリティクスはユーザーのフィードバックを受けて、以前のバージョンで使いにくかった部分の改良も含め、よりわかりやすい改善を進めています。
*モーショングラフ
新しい日本語バージョンでは、モーショングラフの機能が追加されています。この機能は以前英語版でのみ使用できる機能でした。今回日本版でも利用できるようになりました。コンテンツやトラフィックのレポート画面、折れ線グラフ右上部にある「グラフモード」のプルダウンから選択できます。
現在ベータバージョンで公開されている「検索エンジン最適化」でも、このモーショングラフが利用できます。オーガニック検索の順位や表示回数、クリック率などをキーワード別に直感的に把握できます。
図はその1例です。この例では、縦軸にオーガニック検索のクリック率、横軸に表示回数を、対数(log) で取っています。さらに円の大きさは平均順位に連動しています。こういった情報が、オーガニック検索の最適化に有用な情報になるでしょう。
[クリックすると画像が大きくなります]
*キーワードクラウド
新しいバージョンにはキーワードクラウドというグラフも加わり、サイト訪問のキーワードを直感的につかむことができます。
折れ線グラフの下、レポート欄の右にある「表示」というプルダウンから選択できます。期間を三ヶ月や半年など長めに取って、「表示する行数」も 100 行ぐらいに設定した上で、キーワードクラウドを表示すると、より迫力を持ってキーワードが迫ってきます。このキーワードクラウドは、現在トラフィックレポートでご利用いただけます。「検索エンジン最適化」や「すべての参照元」でも使えます。
*地域「Japan」の県別表示
以前のバージョンでは、地域のメニューで、国「Japan」を選ぶと、県名と都市名、たとえば「Kanagawa」と「Chiyoda」、「Shibuya」がごちゃごちゃに混ざり合って並んでしまいました。単純に県名の一覧が見たい、という素直な要望にに答えられませんでした(カスタムレポートの作成が必要でした)。
新しいバージョンでは、「Japan」を選ぶと、日本の県名がアクセス順に並びます。
*時間別グラフの表示が変わっています
以前のバージョンでも時間別グラフの表示はありました。しかし、特定の日時のアクセス、例えば、1月12日木曜日の11時のアクセスがどれだけか、はわかりませんでした。
新しいバージョンでは、時間別のアクセスを時系列に見ることができます。期間を特定の1日にして、その日の時間の傾向を見ることで、時間帯別の訪問数と直帰率の関係も見えてきます。
*ランディングページの参照元
次のトピックはグラフのお話ではなく、レポートの改善点です。以前のバージョンの「閲覧開始ページ」から参照元を見るステップで、迷った方も多くいたようです。原因は、閲覧開始ページの参照元を選んだ次の画面が、「上位のページ」に遷移していたからです。このページに直接訪問した参照元や検索キーワードが表示されることを期待したのに、他のページ経由でたどり着いた訪問者も含められていました。
新しいバージョンで「閲覧開始ページ」は、「ランディングページ」と用語が変わっています。「ランディングページ」に直接訪問した参照元や検索キーワードを簡単に、少ないステップで確認することができます。
新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。
新しい Google アナリティクスのご紹介:カスタムレポートをもっと
2011年8月16日火曜日
2011 年 8 月 16 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
こんなレポートが見たい。大事なデータだけ確認したい。そんな要望を実現してくれるのが Google アナリティクスのカスタムレポートです。今年はじめ新しいバージョンの Google アナリティクスをリリースしてから、カスタムレポートについてもたさくんのフィードバックをいただきました。そのいくつかを実現するため、カスタムレポートをより使いやすく改善しました。
*カスタムレポートをより作りやすく
カスタムレポートの作成画面、編集画面を、よりわかりやすく改善しました。個々の画面のカテゴリにはっきりとラベルを付け、オプションの項目は画面の最後に置くようにしています。また、タブをいちいちクリックしなくても、カスタムレポートの設定状況が、1ページで一欄できるよう、表示を工夫しました。これらの改良で、より直感的にカスタムレポートが作成できるようになっているとよいのですが。
[クリックすると画像が大きくなります]
*指標とディメンションをもっと
あらゆるカスタムレポートが作成できるよう、指標とディメンションは、多いほうがいいに決まっています。そこでさらに 45 個の指標とディメンションを追加しました。モバイルやソーシャル、目標やサイト内検索、eコマースなどに、新たな指標が追加されています。
すべての指標とディメンションは、よりわかりやすく再編成しています。さらに、カスタムレポートの閲覧画面でも、セカンダリーディメンションが、選べるようになっています。カスタムレポートを作りなおさなくても、ディメンションの追加ができます。
*カスタムレポートをカテゴリでグループ分け
カスタムレポートのサマリーページは、すべてのカスタムレポートを管理する画面です。この場所に、新しく「カテゴリを作成」のボタンがついています。この機能を使って、たくさん作ったカスタムレポートを、カテゴリにまとめていくことができます。重要なカスタムレポートが、画面の上に並ぶように、並び順も指定できます。
これらの改善によって、よりビジネスに有効なカスタムレポートが、ご利用いただければ幸いです。
新しい Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。
Google アナリティクスのセッションの定義変更について
2011年8月15日月曜日
2011 年 8 月 15 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
Google アナリティクスの訪問の計測単位である「セッション」の定義が、日本時間の 8 月 12 日に変わりました。この変更はウェブサイトのユーザー行動を、より明確にわかりやすくするために行います。過去のデータには影響を及ぼしません。
対象のトラッキングコードは、ga.js で同期、非同期の両方のタグが対象範囲です。
*セッションの数え方は どのように変わるのですか?
どのようにセッションの数え方を変更するかお伝えします。まず、これまでのセッションの計測方法は以下のとおりでした。
1) 30 分以上ユーザー行動がない場合、タイムアウトになり、新たなセッションになった
2) その日の終わり日付が変わるタイミングで自動的にセッションが新たなセッションになった
3) ユーザーがブラウザを閉じた時、セッション終了となった
以上の事象で次のサイトへのアクセスから新たなセッションと判断して数えていました。
新たな数え方は、以下のようになります。
1) 30 分以上ユーザー行動がない場合、タイムアウトになり、新たなセッションになる(変更無し)
2) その日の終わり日付が変わるタイミングで自動的にセッションが新たなセッションになった(変更なし)
3) 以下のトラフィック示すデータのどれかが変わったとき
utm_source、utm_medium、utm_term、utm_content、utm_id、utm_campaign、gclid
(3) がもっとも重要な変更点です。前回と違う新たな検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定したリンク(広告や参照元など)を経由してサイトにアクセスした場合、30 分のタイムアウトが発生していなくても、その時点で新たなセッションに切り替わります。一方、ブラウザを閉じることは一切セッションに影響しなくなります。ただし、キャンペーン変数を指定していない通常の参照元を経由した場合、影響を受けません。
*Google アナリティクスのデータにどのくらい影響しますか?
過去のデータに影響はありません。 8 月 12 日以降のデータから変更が適応されます。セッションが今までに比べて増えるのは、以下のようなケースです。
訪問開始から30分以内に、サイトを抜けて、前回とは違う検索エンジン、検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定したリンク(広告や参照元など)を経由して、サイトに再訪問したとき。ただし、キャンペーン変数を指定していない通常の参照元サイトを経由した場合、影響を受けません。
この変更は、マルチチャネルでわかるアシストの状況をより正確に表現できます。一方、ブラウザを閉じて、短時間( 30 分以内)に、またサイトを訪問したときは、一つの訪問として、滞在時間やページビューが計測されます。こちらも、より正確にユーザーの行動を反映することになります。
この変更が与える全体のデータへの影響は、1%以内だと見積もられています。
Google アナリティクスは、検索キーワードやソーシャルネットワーク、参照サイトなどがユーザー行動に与える影響を、より明確にすることで、今後のアクセス解析が、よりよいものになることを願っています。
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Update 8/24/2011
セッション定義変更の記載にわかりにくい部分がありましたので、上記の記事内の文章を修正変更しました。
[ 修正後 ]
「(3) がもっとも重要な変更点です。前回と違う新たな検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定したリンク(広告や参照元など)を経由してサイトにアクセスした場合、30 分のタイムアウトが発生していなくても、その時点で新たなセッションに切り替わります。一方、ブラウザを閉じることは一切セッションに影響しなくなります。ただし、キャンペーン変数を指定していない通常の参照元を経由した場合、影響を受けません。」
[ 修正前 ]
(3) がもっとも重要な変更点です。前回と違う新たな検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定した広告や参照元などを経由してサイトにアクセスした場合、30 分のタイムアウトが発生していなくても、その時点で新たなセッションに切り替わります。一方、ブラウザを閉じることは一切セッションに影響しなくなります。
[ 修正後 ]
訪問開始から30分以内に、サイトを抜けて、前回とは違う検索エンジン、検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定したリンク(広告や参照元など)を経由して、サイトに再訪問したとき。ただし、キャンペーン変数を指定していない通常の参照元サイトを経由した場合、影響を受けません。
[ 修正前 ]
「訪問開始から30分以内に、サイトを抜けて、前回とは違う検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定した広告や参照元などを経由して、サイトに再訪問したとき」
また、セッション定義の変更に伴い8月17日(日本時間)に以下の不具合に対応しました。すでに修正が行われ、影響を受けるサイトは限られています。この不具合の影響を受けるのは、「サイト訪問した際のトラフィック情報内にスペースがある」ケースです。
1. ランディングページに再訪問し、ページがリフレッシュされたか、ブラウザの戻りボタンで戻った場合に、新規のセッションが発生しました。(リンクをクリックして戻った場合は影響を受けません)
2. 同じ複数のUAアカウントを貼るマルチトラッカー(公式にはサポートされていません)の仕組みを使っている場合に、新規のセッションが減り、リピーターが増える現象が発生しました
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Update 8/29/2011
対象のトラッキングコードは、ga.js で同期、非同期の両方のタグが対象範囲です。
NRI ネットコム 新たな Google アナリティクス認定パートナーのご紹介
2011年8月12日金曜日
2011 年 8 月 12 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
このたび、新しくGoogle アナリティクス認定パートナー(Google Analytics Certified Partners)が決まりましたのでお知らせいたします。
新しい認定パートナーは、
NRI ネットコム株式会社
です。
NRIネットコム株式会社は、ウェブ活用の企画・コンサルティングからウェブサイトの構築・運用、ウェブと他システムの連携を中心としたシステム開発まで、多岐にわたる事業を展開しています。日本ではアユダンテ㈱、㈱ミツエーリンクス、㈱ IMJ、㈱イー・エージェンシーに続く 5 社目の Google アナリティクス認定パートナーとなります。
Google アナリティクス 認定パートナーは、お客様のビジネス向上や課題解決を Google アナリティクスとアクセス解析を通じて実現できる企業を認定するプログラムです。技術とビジネスの両面で、高い実績を持つ企業を、Google による厳格な資格基準に基づいて認定します。
Google は、Google アナリティクスの新機能や解決すべき課題に加え、お客様のご要望について、パートナー各社と密にコミュニケーションを取っています。ユーザーの皆様の課題解決や目標達成を実現できるコンサルティング、導入アドバイス、教育トレーニングなどのサービスを Google アナリティクス認定パートナーを通じて提供させていただきます。
Google アナリティクス認定パートナー プログラムへご興味をお持ちの企業様は
こちらの応募要項
をご覧ください。
ラベル
A/Bテスト
5
Ads Data Hub
1
AdSense
5
AdWords
19
AdWords 連携
21
AMP
4
Analytics
1
Analytics 基本
5
API
2
BigQuery
11
Cookie
1
CPA
1
DCM
1
DFP
3
DoubleClick
11
DoubleClick Campaign Manager
1
DoubleClick for Publishers
3
e コマース
2
Firebase
8
Firebase Analytics
4
Firebase 向け Google アナリティクス
2
ga.js
2
GA4
12
GACP
18
GCP
1
Google Ads
1
Google Cloud Platform
1
Google Consumer Surveys
2
Google Insights for Search
1
Google アド マネージャー
1
Google アトリビューション
3
Google アナリティクス
34
Google アナリティクス 360
36
Google アナリティクス 360 スイート
30
Google アナリティクス 4 プロパティ
4
Google サービスの統合
10
Google サーベイ
6
Google サーベイ 360
5
Google タグマネージャ
16
Google タグマネージャー
1
Google タグマネージャー360
8
Google デベロッパー
1
Google マーケティング プラットフォーム
5
Google 広告
3
lpo
1
Measurement Protocol
1
Movable Type
1
Optimize 360
1
overture
2
PR
1
RLSA
1
RSS
2
Salesforce
1
Search Console
1
Urchin
1
urchin.js
2
URL生成ツール
3
YouTube
1
アカウント
4
アトリビューション
7
アトリビューション360
4
アドワーズ
1
アナリティクス 360
9
ウェブサイトオプティマイザー
4
オーガニック検索
3
オプティマイズ
10
オプティマイズ 360
12
オプティマイズ360
2
オプティマイゼーション
2
お知らせ
133
カスタムフィルタ
2
キーワードレポート
2
キーワード最適化ツール
1
キャンペーン
1
コンバージョン
9
サイト内検索
2
サブディレクトリ
1
セミナー
21
ソーシャル
2
タイトル別コンテンツ
1
タイムゾーン
1
データ サイエンス
1
データスタジオ
29
データスタジオ 360
19
データドリブン アトリビューション
1
データの見方
21
データ統合
1
デベロッパー
3
テレビ広告
1
トラッキング
5
トラッキングコード
7
トレーニング
1
ビジネス インサイト
6
ヒント
18
フィード
3
フィルタ
4
プロファイル
3
プロモーション改善
4
マーケティング、
2
マーケティング分析
4
モバイル
18
モバイルアプリ
3
ユーザーID
1
ユニークユーザー
3
ユニバーサル アナリティクス
3
よくあるお問合わせ
18
リダイレクト
1
リピーター
2
リマーケティング
1
リンク
2
レポートの操作
11
レポート機能
40
ログイン
3
ログインメールアドレス
2
開発者向け
3
活用事例
40
管理者
4
機械学習
2
検索エンジン
1
広告運用
6
広報
1
最適化
5
上位のコンテンツ
1
新機能
77
新規ユーザー
4
人気記事
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直帰率
3
年末年始
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文字化け
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目標到達プロセス
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離脱率
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