Home
アナリティクス アカデミー
Google アナリティクス
パートナー
Help
年末のご挨拶と年末年始のサポートのお知らせ
2008年12月26日金曜日
2008年 12月 26日
Posted by Analytics チーム
2008年中は、Google Analytics Blog をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。スタッフ一同お礼申し上げます。
来年以降も皆様に Google Analytics に関する有益な情報を随時ご提供して参りたいと存じますので、引き続き当ブログをよろしくお願いいたします。
また、年末年始のサポートにつきましては、大変申し訳ございませんが、通常のように迅速な対応を行えない可能性がございます。ご質問につきましては、以下 URL のヘルプセンターをご参照ください。ご迷惑をおかけいたしますがご理解とご協力いただきますようお願いいたします。
http://www.google.com/support/googleanalytics/
来年も皆様にとって素晴らしい年となりますよう、スタッフ一同お祈り申し上げます。
モーション グラフの表示方法
2008年12月18日木曜日
2008年 12月 18日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
10 月にリリースした
モーション グラフ
は、現在のところレポートの表示言語を [日本語] に設定している場合ご利用いただけません。下記の手順に従い表示言語を [US English] または [UK English] へ変更していただくことで、このレポートをご利用いただけるようになります。
*表示言語の変更
1) アカウントにログイン後、画面右上のログイン ID (メールアドレス) の右横の、[設定] をクリックして [アカウントの編集] 画面を表示します。
[クリックすると画像が大きくなります]
2) [アカウント情報の編集] セクションの、[言語] のプルダウンメニューから、[US English] または[UK English] を選択して、画面左下の [変更を保存] をクリックします。
*モーション グラフの表示
1) 任意のレポートを表示して、グラフ上部の [Visualize] をクリックすると、モーション グラフが表示されます。
2) 元のレポート画面に戻すには、画面左側のレポート メニューから該当するレポートをクリックしてください。
モーション グラフを日本語でご利用いただくまで、今しばらくお時間を頂戴する予定となっております。日本語化が完了するまでは、上記の方法でレポートをご利用ください。
※ 表示言語はユーザーレベルで適用される設定のため、アカウントに複数のユーザーが登録されている場合は、個々のユーザーが表示言語を変更する必要がございます。
Google Analytics セミナー 開催のご報告
2008年12月17日水曜日
2008年 12 月 17日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
12月 10日に
株式会社インプレスジャパン
主催の「第1回 実践Google Analytics 実力アップセミナー」にスピーカーとして参加させていただきました。セミナーは
アユダンテ株式会社
の大内範行氏から Analytics の活用事例、私から新機能の解説、最後に
株式会社ユニクロ
の小松裕介氏を交えてのパネルディスカッションという3部構成で行いました。
[クリックすると画像が大きくなります]
下記はセミナーの各セッションの概要になります。
第1部 (70分)
「Google Analytics でどこまでわかるか?」
アユダンテ株式会社 大内範行氏
「キャンペーン応募者はリピーターになってくれたの?」などの現場で発生したお客様からの疑問や質問を事例にして、Google Analyticsでの具体的な対応方法を解説。
第 2 部 (60 分)
「Google Analytics の新機能徹底解説」
グーグル株式会社 小杉国太郎
アユダンテ株式会社 大内範行氏
この1年で追加された下記の新機能を使いこなせるよう、活用事例を交えながら詳細に解説。
- トラッキングコード - ga.js
- 週別、月別 グラフ表示
- グラフの複数データ表示
- サイト内検索
- ベンチマーク
- アドバンス セグメント
- カスタム レポート
- モーション グラフ
第 3 部 (40 分)
「パネルディスカッション」
株式会社ユニクロ 小松裕介氏
アユダンテ株式会社 大内範行氏
グーグル株式会社 小杉国太郎
株式会社ユニクロの小松氏を交えて、Google Analytics の導入でユニクロオンラインストアがどのように変わったのか、また日々どのように運用をなさっているかというお話を中心にしたパネルディスカッション。
今回のセミナーでは合計 150 名の皆様に、ご参加いただきまして誠にありがとうございました。次回は来年 3月頃の開催を予定しておりますので、どうぞご期待ください。
タイトル別コンテンツと上位のコンテンツについて
2008年12月10日水曜日
2008年 12月10日
Posted by 江 建 クライアントサービス
今回は、ユーザの皆様からよくお問い合わせを頂く「コンテンツ」レポートの「タイトル別のコンテンツ」と「上位のコンテンツ」の違いについて、ご説明いたします。
どちらも、折れ線グラフとページビュー順のコンテンツリストを表示するレポートで、解析対象サイトのうち、人気ページを把握するためのデータを提供してくれます。確認できる指標も同じで、「ページビュー」、「ページ別セッション」、「ページの閲覧時間」、「直帰率」、「離脱率」です。
ではその違いは何でしょう。
「タイトル別のコンテンツ」は、「上位のコンテンツ」がURLで一覧表示されるのに対して、各ページのtitleタグから取得したテキストを一覧表示します。もし、別のぺージであるにもかかわらず、title タグが同じ場合、、「タイトル別のコンテンツ」では、各ページのアクセスを区別できないため、数値が集約されエントリが1つしか表示されません。
たとえば、5ページで構成されているウェブサイトの各ページのtitle タグに"Google 株式会社"が設定されていると、各ページに200セッションずつあった場合、「タイトル別のコンテンツ」は、下記のとおり、200ずつのセッションが一つのエントリとなり、全体で1000セッション ( 200 (セッション/ページ) × 5 (ページ) ) として集計されます。
ページタイトルの「グーグル株式会社」はクリッカブルになっていますので、クリックすると、「グーグル株式会社」というページタイトルを持つURLの一覧をドリルダウンできます。
一方、[上位のコンテンツ]は、下記のとおりとなります。
「上位のコンテンツ」レポートでは、URL表示のため、そのページが具体的にどのページか直感的に分かりづらいでしょう。
そのため、title タグをどのようにルール付けしておくかということは、ウェブサイトの管理やユーザビリティのため以外に、アクセス解析にとっても重要な意味があります。
つまり、該当ページの内容を分かりやすく要約していて、かつ固有な名称をつけるルールを規定しておかないと、「タイトル別のコンテンツ」が本来の意味をなさず、人気ページを直感的に把握できなくなります。
なお、「上位のコンテンツ」レポートでURLをクリックするとそのページの詳細データをドリルダウンでき、URLの左横に付いているアイコンをクリックすると、各ページを表示させることができます。
Google Analytics セミナー開催のお知らせ
2008年11月21日金曜日
2008 年 11 月 21 日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
12 月 10日に Google Analytics の活用法をテーマとしたセミナーを、
株式会社インプレスジャパン
様の主催で開催いたします。過去1年間にリリースされた新機能の解説や、ケーススタディを中心に、Google Analytics をビジネスに活用したいとお考えの Web 担当者のみなさまにお役に立ていただける内容となっています。
また実際に Google Analytics をご活用いただいている企業の担当者様を交えたパネルディスカッションなど、
前回のセミナー
とは異なる内容も多く含まれておりますので、是非ともご参加をご検討ください。
お申込み方法などの詳細につきましては、
こちらのページ
をご参照ください。
Google カスタム検索エンジンと「サイト内検索」レポート
2008年11月19日水曜日
2008年 11月19日
Posted by 江 建 クライアントサービス
今回は、自分のブログやサイトに「
Google カスタム検索エンジン
」を導入し、その検索ボックスにユーザーがどんな語句を入れているかを Google Analytics で分析する手法について、ご紹介したいと思います。
カスタム検索エンジンは、自分のサイトに検索ボックスを設置し、サイト内コンテンツの検索を訪問者に提供するサービスです。サイトデザインに合わせて、色やブランド設定を自由にカスタマイズすることができます。
Google カスタム検索エンジンでサイト内を検索すると、google.com にホストされている検索結果ページに遷移します。そのため Google Analytics のトラッキングコードを貼り付けることができず、Google Analytics の「
サイト内検索
」レポートで、サイト内検索で使用されたキーワードを解析することができないと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、下記の手順にしたがって、カスタム検索エンジンを導入すると、サイト内検索レポートで、ユーザーの検索動向を把握することが可能となり、トップページにおけるリンク先やハイライトすべき商品やコンテンツの優先順位を決める上で、非常に有益な情報を取得することができます。
ではその手順をご紹介しましょう。手順は大きく分けて、「カスタム検索エンジンの作成」と「専用コードの生成と貼り付け」の二つがあります。
*カスタム検索エンジンの作成
1) まず、
カスタム検索エンジンのページ
の「カスタム検索エンジンを作成」ボタンをクリックし、姓名を入力します。
2) 「カスタム検索エンジンを作成」ページが開きますので、検索エンジン名などの「基本情報」を入力します。
3) 「検索対象」は、サイト内検索の場合、「選択したサイトのみ」にチェックを入れます。
[クリックすると画像が大きくなります]
4) 「サイトの選択」では、検索対象のURLを入力します。たとえば、サイトのURLが、http://www.mysite.com の場合、www.mysite.com/* と指定すると、www.mysite.com にあるすべてのページが検索対象として追加されます。その他、URLのフォーマットについては、下図の赤枠をクリックしてご確認ください。
5) エディションの選択をして、利用規約の同意にチェックを付けたら、「次へ」ボタンを押し、動作確認します。
6) 動作完了が済んだら、「完了」ボタンを押して作成終了です。「Google Custom Search Engine created: 検索エンジン」という件名の完了通知メールがお手元に送付されます。
*専用コードの生成と貼り付け
1 「カスタム検索エンジン」の管理画面にログインします。作成された検索エンジンが表示されますので、赤枠の「コントロールパネル」をクリックします。
2) ページ上部にあるテキストリンク「コード」をクリックすると、下図のようなページが開きますので、「検索結果のホスティングオプション」を「自サイトで検索結果をホスト」にチェックを付け、「検索結果の詳細設定」で、検索結果を表示するサイトのURLを入力ボックスに入れます。生成されるソースコードにここで入力するURLが反映されますので、お間違いのないよう正しいURLを入力してください。
3) 検索ボックスを表示するページに貼るつけるコード(A)と、検索結果ページ(例では http:// www.mysite.com/results.html )に貼り付けるコード(B)の2種類が生成されますので、FTP 経由で、
検索ボックスを設置したいページをダウンロードして(A)のコードを埋め込み、results.html には、(B) のコードを貼り付けます。尚、Google Analytics のトラッキングコードは(A)、(B) を含む全ての解析対象ページに貼り付けてある必要がございます。
4) 最後に、(3) の手順でダウンロードしたファイルをFTP経由でアップロードすれば完成です。
上記のような手順を踏むことで、検索結果はインライン フレームに呼び込まれますが、ブラウザのアドレスバーにはクエリパラメータとクエリ付きの URL が表示されますので、サイト内検索のためのデータを取得できるようになります。
*サイト内検索レポートを有効にするために
Google Analytics の「サイト内検索」レポートを閲覧するためには、Analyticsのプロファイル設定編集画面より、サイト内検索レポートを有効にして、必要事項を設定してください。簡単にこのレポートをご利用いただけます。
サイト内検索に関する詳細につきましては、ヘルプセンターの ”
プロファイルでサイト内検索を設定するにはどのようにすればよいですか。
” や “
クエリパラメータの特定方法をおしえてください。
” なども合わせてご覧くださいませ。
新しい AdSense セクション のデモムービー をご覧ください
2008年11月7日金曜日
2008年 11月 7日
Posted by Inside AdSense チーム
前回の記事
でご紹介しました通り、近日中に Google Analytics で AdSense のレポートデータを見ることができるようになります。
実際にどのような操作が可能になるのかをご覧いただくために、デモムービーを公開いたしましたので、ぜひこの機会にご覧ください。
この Google Analytics と連携したレポート機能は、AdSense アカウント管理画面で順次ご利用いただけるようになります。ご利用いただけるようになったお客様の管理画面では、[サマリー] または [詳細レポート] ページで 「AdSense アカウントを Google Analytics と統合することができます」というリンクが追加されます。全てのお客様にお使いいただけるまでしばらくお時間を頂戴いたしますが、今しばらくお待ちいただけますよう宜しくお願いいたします。
Analytics のアカウントとの統合に関するさらに詳しい情報は、
こちらのヘルプセンター
をご覧ください。
Google Analytics に新しいレポート機能が追加されました
2008年10月23日木曜日
2008年 10月 23日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
10 月 22 日、ワシントン D.C.で開催されているeMetrics サミット において、Analytics エバンジェリストの Avinash Kaushik より、以下のような Google Analytics に関する機能拡張の発表を行いました。
- 新機能のアドバンス セグメント、カスタム レポート、データを多次元ビジュアル化したモーション グラフ
- データ エクスポート API (プライベート Beta)
- Google AdSense を掲載しているサイト運営者様向けのAdSense 連携 (プライベート Beta)
- 新しいアカウント サマリー画面
これらはウェブ解析の専門家や他のアクセス解析ツールの利用者からお寄せいただいたご意見に基づき、どなたでもより精度の高いデータ分析を行えることを目的に開発された新しい機能です。
なお、これらの機能はBeta 版として徐々にご利用いただけるよう段階的に公開させていただく予定となっております。
下記に紹介する各機能は数週間の内に、全てのアカウントでご利用いただけるようになります。
*アドバンス セグメント
ほんの数回クリックするだけで、様々な条件でデータのフィルタリングがおこなえます。表示したレポートに”有料のトラフィック” や ”コンバージョンしたセッション”などのデフォルトのセグメントを適用したり、更にセグメント作成ツールを使用して作成した、オリジナルのカスタム セグメントを追加したりすることもできます。
[クリックすると画像が大きくなります]
このビデオ(英語)ではアドバンス セグメントの使用方法を解説しています。 合わせて
ヘルプセンターの記事
もご覧下さい。
*カスタム レポート
任意のレポートを組み合わせて、クロス集計したデータを確認できる機能です。既存のレポートをドラッグ アンド ドロップで簡単に組み合せて、その結果を任意の指標で確認することができます。作成したレポートは組み合わせた順番にブレイクダウンできるので、複数条件でデータをクロス集計することが可能です。
このビデオ(英語)ではカスタム レポートの使用方法を解説しています。 合わせて
ヘルプセンターの記事
もご覧下さい。
*モーション グラフ
モーション グラフを使用すると多面的で高度なデータ分析がおこなえます。X軸、Y軸、バブルのサイズ、バブルの色にそれぞれ異なる指標を設定すると、それらの指標の時間経過による変化がグラフに表示されます。比較したい指標を選択するだけで、今までのレポートでは分析することが難しかった、複数指標の相互作用を確認することができます。
このビデオ(英語)ではモーション グラフの使用方法を解説しています。 合わせて
ヘルプセンターの記事
もご覧下さい。
*アカウント サマリー画面
複数のアカウントにユーザー登録されている場合、それら全てのアカウントを一覧できるサマリー画面が追加されました。各アカウントの主要な指標 (セッション数、コンバージョン数など) の値と、前月、前週などの増減率(良い場合は緑色、悪い場合は赤色で表示されます)を確認できるのでアカウントの管理やモニターが容易になります。また以前からご利用いただいているアカウントレベルの管理画面においても、アカウント サマリー画面と同様に登録されている各プロファイルの状況を簡単にご確認いただけるよう変更を加えています。 詳細につきましては
ヘルプセンターの記事
をご覧下さい。
下記はプライベート Beta として公開している機能で、現時点では1部のユーザー様のみがご利用いただける機能です。
*データ エクスポート API
Analytics のレポート用のデータを用いてプログラムやアプリケーションを作成することが可能になります。例えば独自にカスタマイズしたダッシュボードや、分析手法に合わせた新しいインターフェースの作成、ビジュアルの変更、または他の解析ツールとの連携など、さまざまな形でご利用いただけます。
*AdSense との連携
AdSense アカウントを Analytics アカウントにリンクすることで、AdSense を掲載しているサイトで発生した利益や広告の表示回数などのデータと、Analytics のサイト解析データと関連付けたレポートをご利用いただけるようになります。この連携によりAdSense の収益を向上させるための最適化をAnalytics のサイト解析データを参考にしながら行うことが可能になります。 詳細につきましては
Inside AdSense ブログ
をご覧下さい。
RSSフィードとアクセス解析(その2) - Movable TypeでRSSをトラッキングする方法 -
2008年10月18日土曜日
2008年 10月17日
Posted by 江 建 クライアントサービス
前回の投稿
では、RSS経由の訪問者のサイト利用状況を解析することが、ウェブサイト運営者にとって重要であることをご説明いたしました。
RSSフィードからのアクセスでは、リファラー情報が取得できないため、一般的にトラッキングが難しいと言われていますが、リダイレクトを利用する手法と、記事のURLの末尾にトラッキング用のパラメータを埋め込む手法の二種類があるとご説明しました。
今回は、その続編として、後者の手法のうちMovable Type でトラッキング用のパラメータを埋め込み方をご紹介したいと思います。このような仕込をすることで、RSS購読者が他の読者とどのように傾向が相違するかを認識できます。
Movable TypeでRSSをトラッキングする方法
Movable Type の標準配信フィードであるATOMとRSS2.0の場合に分けてそれぞれどの箇所にパラメータを付加するかを例示いたします。いずれの場合も、RSS 経由であることがわかるように、Google Analyticsの仕様に合わせて、”?”以降ではじまるパラメータを付加します。
(A) ATOM の場合
1
下記のコードを見つけます。
<link rel="alternate" type="text/html" href="<$MTEntryPermalink encode_xml="1"$> " />
2
下記の例のように、上記コードへパラメータを付与します。
<link rel="alternate" type="text/html" href="<$MTEntryPermalink encode_xml="1"$> ?utm_source=website&utm_medium=rss" />
* utm_source=websiteの”website”部分は、お客様のウェブサイト名など任意のものをご利用ください。
3
ファイルを再構築します。
(B) RSS 2.0の場合
1
下記コードを探します。
<link> <$MTEntryPermalink encode_xml="1"$> </link>
2
下記サンプルのように上記コードへパラメータを付与します。
<link> <$MTEntryPermalink encode_xml="1"$> ?utm_source=website&utm_medium=rss</link>
* utm_source=websiteの”website”部分は、お客様のウェブサイト名など任意のものをご利用ください。
3
ファイルを再構築します。
このようにパラメータを付けることで、RSS経由のアクセス状況は、下図のとおり、「トラフィック」レポートの「全ての参照元」ページで確認することができます。
・関連ブログ
「RSSフィードとアクセス解析」
アカウントの削除が簡単になりました
2008年10月1日水曜日
2008年 10月 1 日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
新たにアカウント削除機能を公開させていただいた事をお知らせいたします。今までは、プロファイルを削除することは可能でしたが、不要なアカウントを削除するにはリクエストフォームから申請していただく必要がありました。
今後はAnalytics 設定画面にございます、[アカウント設定を編集] リンクをクリックすると表示される [アカウントとデータ共有設定の編集] ページから、アカウントをユーザー様ご自身で削除していただけます。ただし、AdWords アカウントとリンク済みの Analytics アカウントを削除なさる場合は、先ず既存リンクの解除を行っていただく必要がございます。リンク解除の詳細につきましては
こちらの記事
をご覧ください。どちらの場合も、アカウント削除前に必ずサイトのすべてのページから Analytics のトラッキング コードを削除するようにしてください。
[クリックすると画像が大きくなります]
*アカウント削除時の注意点
アカウントを削除するには管理者権限が必要です。レポート閲覧権限の場合は当該アカウントの管理者様までお問い合わせください。
アカウントに複数の管理者が登録されている場合は、削除を知らせるメールが他の管理者に自動的に配信されますが、管理者以外のユーザーにメールは配信されません。
一度削除したアカウントを復活させることはできません。
[ブラウザ] レポートに Google Chrome が表示されるようになりました
2008年9月10日水曜日
2008年9月 10日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
前回の投稿で
Google Chrome
からのアクセスは [ブラウザ] レポートで Safari のエントリに記録されることをお知らせしましたが、現在は Chrome のエントリに記録されるようになりました。
[ブラウザ] レポート、[ブラウザ/OS] レポートではそれぞれ下記のように表示されます。
[クリックすると画像が大きくなります]
Google Chrome と Analytics について
2008年9月3日水曜日
2008年9月3日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、本日グーグルは、新しいオープンソースのウェブブラウザである
Google Chrome beta 版を発表
いたしました。
[クリックすると画像が大きくなります]
Google Chrome は、シンプルで直感的に操作できるユーザーインターフェースが特徴で、「高速」、「快適」、そして「安全な」インターネットの環境を提供する、まったく新しい設計思想のもと開発されたウェブ ブラウザです。
Google Chrome は、アップルが提供しているSafari ブラウザ (WebKit) と同様に、HTML や CSSなどの標準的なマークアップ言語で書かれたウェブページを画面上に正しく表示するためのソフトウェアコンポーネントであるレンダリングエンジンを使用しているため、Google Chrome 上でウェブページを開いた場合、Safari ブラウザと同様に閲覧できます。 尚、現在のところGoogle Chromeのユーザーエージェントは下記の様になっています。
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/525.13 (KHTML, like Gecko) Chrome/0.X.Y.Z Safari/525.13
そのため Google Analytics のブラウザレポートでは、Google Chrome ユーザーからのアクセスは、Safari/525.13 のエントリにマージして記録されます。
Google Chrome に関するさらに詳しい情報は、
Official Google ブログ(日本版)
をご確認ください。また、新しい
Google Chrome を皆様も、是非お試し下さい
。
Google Analytics へのログインが便利になりました
2008年8月20日水曜日
2008年 8月20日
Posted by 江 建 クライアントサービス
このたび、お客様のGoogle Analytics アカウントへ、簡単にログインして頂けるようになりましたのでお知らせしたいと思います。
Gmail をお使いの方はご存知かもしれませんが、Gmailでログインして、メールを読んだり送信したりした後に、他のウェブサイトに移動しても、gmail.comに戻ると、ログイン画面ではなく自動的にログイン後の画面が表示されます。今回のログイン方法の改善により、Gmailと同様のことが、Google Analyticsでもできるようになりました。
今までは、Google Analyticsへログインした状態で別のサイトへ移動したり、ブラウザを閉じたりした場合、たとえGoogle アカウントにログインした状態であっても、再度ログインが要求されましたので、そのままでは、Google Analytics の管理画面へアクセスできませんでした。
しかし、このたびの変更により、Google アカウントにログインした状態の場合、Google Analytics のトップページにアクセスすると、下記の「Analytics にアクセス」ボタンをクリックするだけで、Google Analytics の管理ページにログインでき、ログインIDメールとパスワードの入力をして頂く必要がなくなりました。
Google Analytics にログインした状態でない場合は、ログインIDメールとパスワードの入力を促すページが表示されます。
このように、Google Analytics のユーザー様は、Gmail やGoogle AdWordsと同様に、管理画面を開いていたり、セッションが続いている間に再訪問されたりする場合は、コンピューターのキー操作が減りますので、若干ながら便利にお使いいただけるようになったかと思います。
ただし、コンピュータから離れる場合には、ログアウトすることをお忘れにならないでください。とくに、他の方と共用で使用されているコンピュータでGoogle Analyticsのレポートを管理されている場合、セッションが継続している間は、共同利用者が、管理画面へログインできてしまいますのでご注意をお願いします。
ページ遷移とナビゲーションサマリーレポートの違い
2008年8月4日月曜日
2008年 8 月 4 日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
訪問者のサイト内遷移の傾向は、コンテンツセクションのナビゲーションの分析にございます、[ナビゲーションサマリー] や [ページ遷移]レポートで確認いただけますが、これらのレポートに関してユーザーの皆様からは下記のようなご質問を、よくお寄せいただきます。
*よくあるご質問
「ナビゲーションサマリーとページ遷移を見てみたのですが、違いがいまひとつ分かりません。」
「ナビゲーションサマリーやページ遷移レポートのパーセンテージはどのように算出されているのでしょうか?」
[クリックすると画像が大きくなります]
これら二つのレポートは良く似たインターフェースですが、定義の異なるレポートですので注意が必要となります。
*ナビゲーションサマリー
[ナビゲーションサマリー] は、レポートの対象ページを中心に直前に閲覧していたページの URL と、次に閲覧したページの URL を上位 10件 まで確認できます。また直前に閲覧したページ、次に閲覧したページがサイト内のページでない場合は、それぞれが閲覧開始数、離脱数として集計されているので、参照元、移動先からページのナビゲーションを分析するのに適したレポートです。
*ページ遷移
当該ページから閲覧を開始したセッションのみを対象にして、対象ページを起点に次に閲覧した1ページと、そのセッションの離脱ページ (閲覧終了ページ) を URL で確認できます。対象は上記の2 URL ですが全ての移動先ページ、離脱ページを網羅しているので、広告などのリンク先ページの評価に適しています。
尚、[ナビゲーションサマリー]で表示されているクリック率は発生したページビューの割合ですが、[ページ遷移]で表示されているのはセッションが発生した割合なので、同一ユーザーが同じページを2回以上表示した分はカウントしません。
以上のレポートの定義をご理解いただき、ナビゲーションの分析にお役立てください。
RSSフィードとアクセス解析
2008年7月29日火曜日
2008年 7 月 29日
Posted by 江 建 クライアントサービス
今回はRSSフィードからのアクセス数をトラッキングする方法についてご説明します。
RSSはブログの普及とともに、その利用が広がり、最近ではニュースサイトの新着情報など配信するツールとして利用されていますので、すでにご存知の方も多いと思いますが、RSSは、XML*形式のファイルで、タイトル、URL、サマリ、更新日時などの情報を含みます。
インターネット上の情報が、日々拡大している昨今、サイトの更新状況やその概要をまとめて見ることができるRSSは、情報収集の効率性の点で、非常に重要なツールで、日々インターネットを積極的に使っているユーザーにとって、RSSがサイトへのアクセスの入り口になっています。
このような状況から、サイト運営者にとって、RSSの利用状況や、RSSからのサイトへのアクセスを解析することが、サイトのアクセスを向上させたり、より効果的なサイト運営をしていくために重要です。
RSSのトラッキングは、どれくらい購読されているかは重要な指標ですが、それよりもさらに重要なことは、RSS経由で、どれくらいのユーザーが、自社のウェブサイトにアクセスしたかということです。
RSSの各記事には、ウェブサイトへのリンクが記載されています。購読者のうち、その記事に興味を持ったユーザは、それをクリックし、ウェブページにアクセスします。RSS経由のアクセスを
トラッキングすることで、どの記事がトラフィックを生むかを把握することができます。
ところで、通常、参照元の解析には、リファラー情報を利用しますが、RSSフィードからのアクセスでは、リファラー情報が取得できないため、一般的にトラッキングが難しいと言われています。
そこでRSSフィードからのトラッキングにおいて、よく行われている方法を二つご紹介します。
1) リダイレクトを利用したトラッキング
ニュースサイトなどで、RSSに含まれる各記事のURLにブラウザからアクセスすると、リダイレクトされて、すぐに別のURLに切り替わってしまうものをよく見かけます。
リダイレクトは、あるURLにアクセスしたときに、サーバ側が、こちらURLの内容は、別のURLにアクセスすると分かります、というメッセージをブラウザに渡して、ブラウザはそれを受けて、サーバーから指示されたURLにアクセスします。リダイレクトすると、どちらのURLのアクセスもサーバログに蓄積されます。
そこで、RSSからのアクセス経由のリダイレクトURLをつくり、それをRSSフィードの記事のURLとして指定すれば、RSS経由したアクセスのみを、サーバーログから取り出すことができます。この方法の場合、リダイレクト前のURLが参照元情報に残らないため、蓄積されたサーバーログデータを利用する「ログ解析型」のアクセス解析ツールでのみ有効です。
2) リンクの末尾にパラメータを埋め込むトラッキング
ログデータを使わないGoogle Analyticsをはじめとする、JavaScriptのコードスニペットを埋め込む「ウェブビーコン型」のアクセス解析ツールの場合、フィードを生成するテンプレートで、記事前文へのリンクを作る箇所に、RSS経由のアクセスであることがわかるように、固定のパラメータを埋め込みます。
たとえば、もとの記事のURLが (1) の場合、フィードで使用するURLをURL生成ツールを利用して、たとえば、キャンペーンのソースに”GAblog”、キャンペーンのメディアに”rss”と入力し、(2) のようなパラメータを付加したリンクを作成します。
1) http://analytics-ja.blogspot.com/2008/06/login-id.html
2) http://analytics-ja.blogspot.com/2008/06/login-id.html?utm_source=GAblog&utm_medium=rss
[クリックすると画像が大きくなります]
このように、RSS内で指定されるURLに設定しておくことで、あるアクセスが、RSSフィード経由であるか否かを識別できます。
以上のようにRSS経由のパラメータの付加が準備でき、トラッキングを開始し、Google Analyticsでアクセス状況を確認するためには、「トラフィック」レポートの「全ての参照元」ページを開きます。
下図の赤枠のように、URL生成ツールでラベル付けした参照元とメディアが「GAblog / rss」のように表示されます。
そしてさらに「GAblog / rss」をクリックして、ドリルダウンすると、日々のアクセス数の推移が出てきますので、記事ごとに動的なパラメータを付加しなくても、どの日付の記事が、ウェブサイトへのトラフィックを生んだかをある程度、把握することができます。
以上、RSSからのアクセス経由についてご理解いただけましたでしょうか。今回の記事が皆様のアクセス解析の現場でお役にたっていただければ幸いです。
*XMLは、文書やデータの意味や構造を記述するためのマークアップ言語の一つで、HTMLと違い、ユーザが独自のタグを指定できます。
Google Analytics セミナー 開催のご報告
2008年7月9日水曜日
2008年 7 月 10日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
6 月 18 日
、
6 月 30 日
に
㈱インプレスジャパン
主催の「Web サイトを成功に導く実践アクセス解析テクニック Google Analytics セミナー」にスピーカーとして参加させていただきました。セミナーでは
アユダンテ㈱
の大内範行氏と共に、過去、半年間にリリースされた最新機能、レポート機能と関数を利用したコンバージョン解析の手法、現場で効果を発揮した実践的な活用法や、参加者様のアンケートに基づいたアクセス解析への取り組み方などを、お話させていただきました。
[クリックすると画像が大きくなります]
下記はセミナーの各セッションの概要になります。
第1部(70 分)
「Google Analytics によるコンバージョン分析と最新機能」
アユダンテ株式会社 大内範行氏、グーグル株式会社 小杉国太郎
過去、約半年間にリリースした最新機能の紹介。コンバージョンの目標設定機能を活用するための目標設定の考え方と目標のトラッキング方法、来訪者の評価に役立つトラフィックの詳細なトラッキング方法、ボトルネックの発見方法について解説。
第 2 部(50 分)
「現場で効果を発揮する Google Analytics 活用法」
アユダンテ株式会社 大内範行氏
コンサルティングの現場で効果を発揮したGoogle Analytics の実践的な活用法の紹介。データ分析の考え方やレポート機能の活用法について解説。
第 3 部(30 分)
「アクセス解析への取り組み」
アユダンテ株式会社 大内範行氏、グーグル株式会社 小杉国太郎
参加者様に事前にお答えいただいた、アクセス解析への取り組み方や、社内での情報共有についてのアンケートの集計結果を共有。
2 日間で合計 140 名の皆様に、ご参加いただきまして誠にありがとうございました。両日とも比較的早い段階で定員に達してしまい、ご参加いただけなかった皆様には大変申し訳ございませんでした。尚、次回は 9月頃に開催を予定しておりますのでご期待ください。
国内の検索エンジンをレポートに追加する方法
2008年7月2日水曜日
2008年 07月02日
Posted by 江 建 クライアントサービス
トラフィックレポートで「検索エンジン」(下図の赤枠)として認識される参照元は、Google Analyticsで定義された一般的な検索エンジンのリストからの参照のみを検索エンジンとして認識します。
リストに含まれない検索エンジンは、「参照サイト」(下図の青枠)に分類されてしまいます。そのため、クエリパラメータ以下は無視され、検索キーワードが取得できません。
キーワード分析は、SEO対策の効果検証や、AdWordsや他のキーワード広告で購入すべき検索語句の発掘において、重要となります。
[クリックすると画像が大きくなります]
Analyics で定義されている検索エンジンは、ga.js (新しいトラッキングコード) や urchin.js (古いトラッキングコード)で記載されています。検索エンジンのリストの詳細については下記のヘルプ記事をご覧ください。
- Google Analytics はどのような検索エンジンを認識しますか。
http://www.google.com/support/googleanalytics/bin/answer.py?&answer=77613
ここに定義されていない国内の検索エンジンには、たとえばlivedoorやgooがあります。
Google Analytics のトラフィックレポートで、これらの検索エンジンからの参照を認識するよう設定するには、トラッキング コードに下記の行を追加してください。
pageTracker._addOrganic("name_of_searchengine","q_var");
name_of_searchengine には、検索エンジンの名称を指定し、q_var の値にはキーワードが格納されるクエリ変数を指定します。
クエリ変数は、実際に検索エンジンでキーワードを入力して検索すると簡単に確認できます。
Livedoor の場合
Goo の場合
削除した AdWords キャンペーンからのセッションがレポートに表示される理由
2008年6月23日月曜日
2008年 6 月 23 日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
Google Analytics の AdWords セクションのレポートではAdWordsの費用データとAnalyticsのトラフィックデータを関連付けて、キャンペーン、広告グループ、キーワード別にユーザーの平均滞在時間、直帰率、ROI などAdWords の管理画面では確認できない貴重なデータをご覧いただけますが、これらのレポートに関してユーザーの皆様からは下記のようなご質問を、よくお寄せいただきます。
*よくあるご質問
「削除したはずのキャンペーンからセッションが記録されるのは何故ですか? このキャンペーンは AdWords の管理画面で削除済みであることを確認していますが、現在も広告が表示されているのですか?」
*原因
このような値がレポートに表示されるのは、キャンペーンのトラッキングに利用している
Cookie
の仕様が関係しています。Google Analytics は クリックされたAdWords のキャンペーンの情報をユーザーの Cookie に保存します。このCookie はユーザーがお客様の他のキャンペーンまたは、他の参照元から来訪した場合(ノーリファラーを除く)やブラウザから Cookie 自体を削除しない限り、最後にクリックしたキャンペーンの情報を保持します。
そのため再訪の度に過去のキャンペーンによるセッションとして記録されますが、削除したキャンペーンが実際に実行されたわけではなく、追加の広告費用が発生することはございませんのでご安心ください。
Cookie は、ユーザーが AdWords をクリックした時点より 6 か月間保存されます。 これにより、追加の広告費用をかけることなく、キャンペーンの効果が持続する期間 (
ポストクリック効果
) について、興味深いデータをご覧いただけます。
管理者のログインID(ログイン用メールアドレス)の変更方法
2008年6月16日月曜日
2008年 06月16日
Posted by 江 建 クライアントサービス
ユーザーの皆様からよくあるご質問の一つに、管理者用のログインメールアドレスを変更したいというお問い合わせがあります。
管理者用のログインメールアドレスを変更する場合、まず新しいユーザーを管理者権限でアカウントに追加します。これで、アカウントの所有者と同じ機能を使用できます。
そして次に、前の管理者権限を持つユーザーを削除します。これで、管理者用ログインメールアドレスの変更ができます。
アカウント管理者を追加するには、次をご覧ください。
1. [ユーザーマネージャ] をクリックします。
2. [既存のアクセス権] 表で [ユーザーを追加] をクリックします。
3. 追加するユーザーのメール アドレス、姓、名を入力します。
4. このユーザーの [アクセス タイプ] に [アカウント管理者] を選択します。
5. [完了] をクリックすると、新しいユーザーが作成されます。
[アカウント管理者] は、アカウントにあるすべてのレポートやプロファイルにアクセスできます。
各アカウントには、アカウント管理者の権限を持つユーザーが 1 人以上必要です。 アカウントに管理者を新規に追加すると、必要に応じて元のアカウント管理者を削除することができます。
閲覧時間が 0 秒、直帰率が 100% のページが記録される理由
2008年5月31日土曜日
2008年 5 月 31 日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
サイトの訪問者がサイトに滞在した時間やページごとの閲覧時間は、ユーザーセクションの [ユーザーの滞在時間] や、コンテンツセクションの [上位のコンテンツ] などのレポートでご確認いただけますが、これらのレポートに関してユーザーの皆様からは下記のようなご質問を、よくお寄せいただきます。
*よくあるご質問
「平均滞在時間レポートで滞在時間が0秒の日が多いのは何故ですか?」
「上位のコンテンツレポートで閲覧時間が0秒、直帰率が100% のページはどういった場合が考えられますか? 」
「キーワードレポートで閲覧時間が0秒のキーワードが表示されるのはどうしてですか?」
[クリックすると画像が大きくなります]
*原因
これらの値がレポートに表示される場合、いくつかの理由が考えられます。
a) 訪問者が閲覧開始ページから直帰した。
ページ毎の閲覧時間は、当該ページの閲覧を開始した時間と、その次のページビューが発生した時間のギャップから算出されます。そのため直帰したセッション*1 は正しい閲覧時間を計測できないので、Analytics では一律 0 秒を割当てることにしています。尚、 2 ページ以上閲覧したセッションの最後の閲覧ページ (離脱ページ) も、次のページビューがないため、正しい閲覧時間を計測することができませんが、この場合は直帰とは扱いが異なり当該ページの閲覧時間に含まれません。
b) 一部のページにトラッキングコードが設置されていない。
訪問者が実際には直帰していなくても、例えばトップページにしかトラッキングコードを設置していないようなサイトの場合*2、トップページの次に訪問者が閲覧したページを Analytics が認識できないため、結果的に直帰として扱われてしまう場合もあります。
*改善の考え方
サイトがBlog のようにトップページだけで全ての情報を閲覧できるサイトの場合、直帰数は多くなる傾向がありますが、そのような性質のサイトでないにも関わらず、サイト全体の直帰率が高かったり、平均滞在時間が 0 秒の日が多い場合は、まずサイトの全てのページにトラッキングコードが正しく設置されていることをご確認ください。
Google Analytics SiteScan
ツール (英語) を利用すると簡単にコードの有無をチェックすることができます。
直帰が記録されたページやキーワードが、キーワード広告のランディングページや登録キーワードだった場合、訪問者が広告をクリックした時点で期待する情報とランディングページのコンテンツのミスマッチを少なくして、魅力的な広告やランディングページを作成することで、次のページへ誘導率を高めることができます。ランディングページの最適化につきましては、考え方や手法を詳細に解説した、
こちらの記事
を是非ご覧ください。
*用語解説
*1 直帰したセッション
直帰はセッションを開始したページ (閲覧開始ページ) から移動せずに、サイトから離脱した(他のサイトへ移動、またはブラウザを閉じた)訪問です。セッションは 30 分以上、次のページビューがないとタイムアウトします。直帰数を当該ページの閲覧開始数で割ったものが直帰率となります。
*2 トラッキングコードの設置対象ページ
Analytics はトラッキングコードを設置していないページのアクセスを記録することはできないので、トラッキングコードは全ての解析対象ページに設置していただく必要があります。その際、ページごとにプロファイルを作成する必要はありません。一つのプロファイルが発行するトラッキングコードを、解析したい全てのページにコピーして設置してください。サイト全体に同一のコードを設置していただけば、一つのプロファイルでサイト全体のアクセスをご覧いただけます。
Google AnalyticsとAdWords連携時のタイムゾーンの注意点について
2008年5月30日金曜日
2008年 5月30日
Posted by 江 建 クライアントサービス
Google Analytics と AdWords を別々で管理されていたお客様が、AdWords の管理画面上で Analytics のレポートを閲覧できるように、両者を連携した場合、Google Analytics で設定していたタイムゾーンが、AdWords で設定しいてるタイムゾーンに上書きされてしまいます。そのため、両サービスで異なるタイムゾーンを設定している場合、Google Analytics のタイムゾーンが今までの設定から変更されてしまいます。
[クリックすると画像が大きくなります]
タイムゾーンの変更は、お客様のご依頼に基づき Google 側で作業させていただきますが、タイム ゾーンは、アカウントの "1 日" を決める基準となりますので、それぞれのプロダクトについて、次の点にご留意下さい。
・AdWords アカウント
アカウントのすべての広告掲載、掲載スケジュール、請求、データ集計は、設定されたタイム ゾーンを基準に行われます。変更の当日またはその翌日のAdWords アカウントの統計情報は通常より少なくなる場合があります。これは、タイムゾーンの変更により、アカウントの "1 日" が数時間増減するためです。 AdWords システムでは、変更の当日とその翌日は、できるだけ通常の 1 日の予算を適用するよう調整されます。
※いずれの日についても、Google からお客様に請求する金額につきましては 2 重に請求されることはなく、1 か月の予算への影響はありません。
誠に恐れ入りますが、上記の影響があるため、お客様にてタイムゾーンの変更を AdWords 管理画面上から変更操作を行っていただく方法についてご提供しておりません。
・Analytics アカウント
新しいタイムゾーンは、変更後のデータにのみ適用されますのでご注意ください。タイムゾーンを変更した時間の前後には、レポートデータが欠落する、または 重複する場合があることをあらかじめご了承ください。
これは、タイムゾーン設定に合わせて時間がずれる事に起因した現象です。また設定変更後の短かい期間、変更前のタイムゾーンでレポート データが作成される場合もございます。これは、Google のサーバーで変更の処理が完了していないためです。 このような場合は 24 時間後にもう一度レポートをご確認ください。
上記ご確認の上、ご変更が必要な場合は、AdWords サポート窓口まで次の3点お知らせ下さい。
・変更を希望される AdWords の10 桁のお客様 ID
・Google Analytics のアカウント番号 (UA-xxxxx)
・現在のタイムゾーンと変更したいタイムゾーン
AdWords 側で変更したタイムゾーンが Analytics と同期するまでに、ある程度時間がかかります。
なお、AdWords につきましては、一回限りのみ変更とさせていただきますので、あらかじめご了承下さい。
Urchin 6 リリース イベントの報告
2008年5月19日月曜日
2008年 5 月 19日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
5月 14日に Urchin 6日本語版 のリリースイベントがUrchin 正規代理店の
株式会社ラネクシー
様*の主催で開催されました。イベントでは、Urchin 6 のデモンストレーションや、Google 本社よりゲストスピーカーとして来日したUrchin 開発チームの Scott Crosby と Jared Johnson による講演が行われました。
[クリックすると写真が大きくなります]
Urchin 6 の新しい機能 “ファンネル分析”レポートを利用したカート分析の重要性について 語る Urchin サポート マネージャの Jared Johnson 氏。
当日は足元が悪いにもかかわらず、多くの方に御参加いただき誠に有難うございました。
*Urchin ソフトウェア版の特徴
Urchin はウェブサーバーのアクセスログを解析するので、Google Analytics のようなウェブビーコン型の解析サービスには適さない、携帯電話のトラッキングやイントラネットのコンテンツ、官公庁、金融機関のようにセキュリティポリシーにより外部へアクセスデータの持出しが禁じられているサイトや、エラーログの解析、過去のログデータの再処理などに威力を発揮します。
その他、ユニークなレポートとしてご紹介したいのが、訪問者のアクセス履歴レポートになります。このレポートはユーザーごとのアクセス履歴を把握できるので、ロイヤリティの高いユーザーの特徴などを詳細に分析することができます。
*Urchin 6 の新機能
Urchin 5 からの大幅にアップグレードされたUrchin 6 はレポートのインターフェイスの改善だけでなく、セグメント別にユーザーを比較分析できるなど新たな機能が数多く追加されました。
*Urchin 6 の新機能
・地域別アクセス
ユーザーのアクセス元を地域別に分類して、アクセスのボリュームを地図上で把握することができます。
・ECサイト解析
ECサイトの実際のトランザクション情報を収集して、キャンペーンやキーワードなどのアクセスデータと関連付けることができます。
・コンバージョン到達プロセス
特定のURLとそこに至る経路の分析ができるので、ショッピングカート分析でボトルネックを特定することができます。
・クロスセグメント
レポートを他のデータとクロス集計することができるので、特定の参照元における新規ユーザーとリピーターの構成比率などを把握することができます。
*株式会社ラネクシー
日本で唯一の Urchin の正規代理店で、世界的にみても最も古くからGoogleとパートナーシップを結んでいます。前身である株式会社プロトンから2008年 4月1日に株式会社ラネクシーへ社名を変更なさいました。国内で Urchin の利用をご検討のお客様は、
株式会社ラネクシー
までお問合せ下さい。
フィルタ作成時のポイント - カスタムフィルタの活用法 -
2008年4月28日月曜日
2008年 4月28日
Posted by 江 建 クライアントサービス
カスタムフィルタの活用方法として、一致フィルタと除外フィルタ、検索フィルタと置換フィルタの事例をご紹介します。
■一致フィルタと除外フィルタ
一致フィルタと除外フィルタは、ログ ファイルの処理時に不要なヒット数*を除外する場合に使用します。Analyticsのログ データ (生データ) には、ユーザーがファイルを閲覧する毎に(これをヒット数*と言います)、約40種類のデータが1つの行に記録されます。このデータには、ユーザーの参照情報(検索エンジン、キーワード等)や、ユーザー環境(OS、ブラウザ、接続環境)等の情報が含まれます。フィルタはこれらのデータ フィールドを対象に処理を行います。たとえば、除外フィルタで、フィルタフィールド*から ブラウザを選択した場合、特定のブラウザを利用しているユーザーのヒットに含まれる、OS、ページ タイトル、ホスト名など、すべてのフィールドの情報がレポートから除外されます。
*通常、ヒット数とは、ログ型の解析ツールの場合、ウェブサーバーに対して要求された全てのファイルの合計のことで、HTMLファイル、CSSファイル、JSファイル、GIFファイル、JPGファイルなど、多数のファイルを読み込んだ合計数を指しますが、Google Analyticsの場合、HTMLファイルのみです。
*フィルタフィールドの詳細項目
http://adwords.google.com/support/bin/answer.py?answer=55588
各フィールドのデータに対して処理を行う場合は、フィルタに正規表現を使用します。 正規表現をご存知でない場合は、設定を行う前に「
正規表現とは何ですか。
」 (ヘルプページが英語の場合、画面右上の「言語を変更」より「日本語」を選択してください。) をご覧ください。
除外フィルタが適用されると、パターンに一致するヒット数が除外されます。自社ドメインのアクセスを除外する設定をご紹介しましょう。サイトへのトラフィックが多くない場合、自社からのアクセスが目立つ場合があり、自身のドメインからのアクセスをレポートに含めず、正確にレポートを表示させたい場合があります。その場合、下記の手順でフィルタを作成します。
1. Google Analytics にログインします。
2. [フィルタ マネージャ] をクリックします。
3. [フィルタを追加] をクリックします。
4. [フィルタ名] を入力します(下図では「自社ドメイン除外」と入力)。
5. [フィルタの種類] で [カスタム フィルタ] を選択します。
6. [除外] をクリックし、[フィルタ フィールド] から [キャンペーンのソース] を選択します。
7. "mydomain\.com$" というフォーマットでご自身のドメイン名を入力します(下図では、「googlestore.com」と入力)。
8. このフィルタを該当のプロファイルに適用します。
9. [完了] をクリックします。
[クリックすると画像が大きくなります]
ただし、自宅からのアクセスの場合、ocn.ne.jpのようにインターネット・サービス・プロバイダになりますので、上記の方法で除外フィルタを適用すると、同じプロバイダからのアクセスがすべて除外されてしまいますので、ご留意ください。
その場合の回避策として、クッキーによる除外フィルタを設定してください。
Cookieによる除外フィルタの設定
1. ドメイン上に新しいページを作成し、Analyticsのトラッキングコードの下に、Cookieを発行用の下記のコードを挿入します。
<body onLoad="javascript:__utmSetVar('no_report')">
2. Google Analyticsのレポートから除外したいユーザーにこのページにアクセスしてもい、それぞれのコンピュータにこの Cookie を設定します(例:社内のユーザーをレポートから除外したい場合、最初に一度だけこのページにアクセスしてもらうようにします)。
3. この cookie が設定されているユーザーのデータを除外するための除外フィルタを作成します。下記の設定でフィルタを作成します。
・フィルタの種類: カスタムフィルタ > 除外
・フィルタ フィールド: ユーザー定義
・フィルタ パターン: no_report
・大文字と小文字の区別: いいえ
詳細の手順は下記のURLをご覧ください。
http://www.google.com/support/googleanalytics/bin/answer.py?answer=55494
一致フィルタは、除外フィルタと逆に指定したデータを抽出します。 一致フィルタが適用されると、パターンとデータが一致しないヒットは除外されます。複数の一致フィルタを適用する場合、適用されたすべての一致フィルタに一致するヒットのみが保存されます。 特定のフィールドに複数のパターンを含めるには、1 つのフィルタにすべての正規表現を "|" で区切って指定してください。
大文字と小文字を区別してフィルタを適用する場合、[大文字と小文字の区別] オプションで、「はい」を選択してください。
■検索と置換フィルタ
検索と置換フィルタは、一致した表現を他の文字列に置き換える場合に使います。 検索と置換フィルタには、フィルタフィールドを指定し、検索する表現、置き換える表現のそれぞれを設定する必要がございます。検索する表現は正規表現で指定する必要がございますが、置き換える表現は任意のテキストに指定できます。
たとえば、検索と置換フィルタを使用して、レポートより先頭のディレクトリの名前を削除する場合は、 リクエスト URI フィールドを選択し、[検索する文字列] フィールドに「 ^/ディレクトリ/ 」と入力します。 [置換後の文字列] には「/」と入力します。
他の用途としては、リクエストのクエリ文字列にあるカテゴリ ID 番号をわかりやすい単語に置き換えることもできます。 たとえば、転職サイトの場合、リクエストされたファイルに下記のクエリが追加されているとします。
http://www.example.com/positionsearch.cgi?jobid=100
http://www.example.com/positionsearch.cgi?jobid=110
http://www.example.com/positionsearch.cgi?jobid=120
検索と置換フィルタを使用すると、100 や 110や120 などの ID をわかりやすい単語に変換できます。 たとえば、100 を営業職種に変換したり、110 をマーケティング職種に変換したり、120をソフトウェアエンジニアを変換したりできます。
これにより、ウェブマスターの担当でなくID コードを知らなくても、レポートの内容を簡単に把握することができます。
置換フィルタを適用すると、上図のように、「コンテンツ」レポートの上位のコンテンツ等でフィルタで置き換えているため、どの職種カテゴリページが一番よく見られているか、簡単に把握できます。
・関連リンク
カスタムフィルタを作成するにはどうすればよいですか?
http://www.google.com/support/googleanalytics/bin/answer.py?answer=55492
ラベル
A/Bテスト
5
Ads Data Hub
1
AdSense
5
AdWords
19
AdWords 連携
21
AMP
4
Analytics
1
Analytics 基本
5
API
2
BigQuery
11
Cookie
1
CPA
1
DCM
1
DFP
3
DoubleClick
11
DoubleClick Campaign Manager
1
DoubleClick for Publishers
3
e コマース
2
Firebase
8
Firebase Analytics
4
Firebase 向け Google アナリティクス
2
ga.js
2
GA4
12
GACP
18
GCP
1
Google Ads
1
Google Cloud Platform
1
Google Consumer Surveys
2
Google Insights for Search
1
Google アド マネージャー
1
Google アトリビューション
3
Google アナリティクス
34
Google アナリティクス 360
36
Google アナリティクス 360 スイート
30
Google アナリティクス 4 プロパティ
4
Google サービスの統合
10
Google サーベイ
6
Google サーベイ 360
5
Google タグマネージャ
16
Google タグマネージャー
1
Google タグマネージャー360
8
Google デベロッパー
1
Google マーケティング プラットフォーム
5
Google 広告
3
lpo
1
Measurement Protocol
1
Movable Type
1
Optimize 360
1
overture
2
PR
1
RLSA
1
RSS
2
Salesforce
1
Search Console
1
Urchin
1
urchin.js
2
URL生成ツール
3
YouTube
1
アカウント
4
アトリビューション
7
アトリビューション360
4
アドワーズ
1
アナリティクス 360
9
ウェブサイトオプティマイザー
4
オーガニック検索
3
オプティマイズ
10
オプティマイズ 360
12
オプティマイズ360
2
オプティマイゼーション
2
お知らせ
133
カスタムフィルタ
2
キーワードレポート
2
キーワード最適化ツール
1
キャンペーン
1
コンバージョン
9
サイト内検索
2
サブディレクトリ
1
セミナー
21
ソーシャル
2
タイトル別コンテンツ
1
タイムゾーン
1
データ サイエンス
1
データスタジオ
29
データスタジオ 360
19
データドリブン アトリビューション
1
データの見方
21
データ統合
1
デベロッパー
3
テレビ広告
1
トラッキング
5
トラッキングコード
7
トレーニング
1
ビジネス インサイト
6
ヒント
18
フィード
3
フィルタ
4
プロファイル
3
プロモーション改善
4
マーケティング、
2
マーケティング分析
4
モバイル
18
モバイルアプリ
3
ユーザーID
1
ユニークユーザー
3
ユニバーサル アナリティクス
3
よくあるお問合わせ
18
リダイレクト
1
リピーター
2
リマーケティング
1
リンク
2
レポートの操作
11
レポート機能
40
ログイン
3
ログインメールアドレス
2
開発者向け
3
活用事例
40
管理者
4
機械学習
2
検索エンジン
1
広告運用
6
広報
1
最適化
5
上位のコンテンツ
1
新機能
77
新規ユーザー
4
人気記事
1
直帰率
3
年末年始
1
文字化け
1
目標設定
6
目標到達プロセス
5
離脱率
1
連携
3
アーカイブ
2024
6月
3月
2023
10月
6月
5月
2022
11月
9月
3月
2月
1月
2021
12月
7月
4月
2020
12月
10月
9月
8月
7月
6月
2019
8月
4月
3月
2月
2018
12月
11月
10月
7月
6月
5月
3月
2月
1月
2017
12月
11月
10月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2016
12月
11月
10月
9月
8月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2015
6月
2014
12月
11月
6月
5月
4月
2月
2013
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
4月
3月
1月
2012
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2011
12月
11月
10月
9月
8月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2010
12月
11月
10月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2009
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2008
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2007
12月
11月
10月
9月
8月
7月
フィード
関連リンク
アナリティクス アカデミー
YouTube チャンネル
GA IQ テスト
公式コミュニティ