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オプティマイズと AdWords の連携が生み出すさらに的確なエクスペリエンス
2018年6月15日金曜日
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事「
Deliver more relevant experiences with Optimize and AdWords
」を元に構成しております。
マーケターが集客に使用できるさまざまなチャネルの中でも、検索は最も重要なツールのひとつと言えるでしょう。ですが、単に検索広告を最適化するだけでは十分ではありません。カスタマー ジャーニー全体に注意を払い、サイトに到達したユーザーのエンゲージメントを維持することが重要です。
先日発表されたオプティマイズと AdWords の連携機能
は、この点でマーケターの仕事をサポートすることを目的としたものであり、パーソナライズされたランディング ページを手軽に作成およびテストすることができます。
Spotify の事例: オプティマイズと AdWords を組み合わせてコンバージョン増加に成功
世界有数のオーディオ ストリーミング サービスを提供する Spotify も、オプティマイズと AdWords の連携を活かして、検索キャンペーンによるコンバージョンの増進に成功した企業のひとつです。Spotify は、ドイツで最も利用されているストリーミング コンテンツが、実は音楽ではなくオーディオブックであることに気付きました。このため国内のユーザーに対しては、オーディオブックの豊富な品揃え、そしてプレミアム会員になればさらに快適なエクスペリエンスでコンテンツを利用できる点をアピールすることが重要と考えられました。
Spotify は AdWords とオプティマイズ 360(オプティマイズの企業向けバージョン)の連携機能を使用し、Google で「オーディオブック」を検索して検索広告をクリックしたドイツのユーザーに対するテストを行いました。該当ユーザーの半分を通常のページに、もう半分をオーディオブックに特化した専用のランディング ページに誘導するというものです。その結果、専用ランディング ページでは通常のページと比べプレミアム会員の新規登録数が 24% 増加しました。
「従来、こういったテストの実施はそれなりの時間を要するプロセスでした。今はオプティマイズ 360 のおかげで、20 種類以上のテストを同時進行させることも可能です。重要なのはテストを頻繁に実施することです。個々のテストで成果が出ないことがあっても、実施を続けていれば問題ありません。」そう話すのは、Spotify でコンバージョン最適化責任者を務める Joost de Schepper 氏です。
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Spotify の事例について詳しくは動画をご覧ください
>>
やってみましょう
的確なランディング ページの作成とテスティングを手軽に実現する連携機能によって Spotify は大きな成果を上げましたが、本日お知らせする 3 件のアップデートにより、あらゆるマーケターが同様のメリットをさらに享受しやすくなります。
1. オプティマイズを AdWords リニューアル版とリンク
オプティマイズと AdWords のリンク設定はわずか数ステップで完了できます。
こちらの手順
に沿ってお試しください。
まだ AdWords リニューアル版をご利用でない方は、ぜひこの機会に
移行
をご検討ください。さらに豊富な行動につながりやすいインサイトから分析することができ、新機能にもすばやくアクセスできます。
2. 複数の AdWords アカウントを同時にリンク
クライアント センター(MCC)アカウントを使って多数の AdWords アカウントを管理している場合、個々の子アカウントをオプティマイズとリンクしていくのは時間のかかる作業でした。
今回のアップデートにより、MCC アカウントを直接オプティマイズとリンクできるようになりました。これによって管理下の AdWords アカウントがまとめて追加されるため、個々のキャンペーンや広告グループなどのデータを即座に接続できます。この機能を利用するには、まず
AdWords リニューアル版に切り替え
たうえで、MCC アカウントのリンク設定を行います。
詳細
3. キーワードの扱いがさらに柔軟に
複数のキーワードをひとつのテストで扱えるようになりました。別々のキャンペーンや広告グループに分散しているキーワードも同時に使用できます。たとえば、広告グループ「デザート」にある「チョコレート チップ クッキー」というキーワードを検索したユーザーと、広告グループ「飲み物」にある「アイスコーヒー」というキーワードを検索したユーザーに対して、同じランディング ページのテストを実施できます。
オプティマイズと AdWords の連携を利用すれば、A/B テストによる成果促進もスピーディーかつシンプルです。
無料で利用できるオプティマイズ アカウントを取得
し、さっそく始めてみましょう。
ご利用を心よりお待ちしております。
投稿者: Rotimi Iziduh - Google オプティマイズ担当プロダクト マネージャー
Google アナリティクス 360 の「分析」ツールのご紹介
2018年6月13日水曜日
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事「
Introducing Advanced Analysis in Google Analytics 360
」を元に構成しております。
マーケターの皆様と対話する中で常に耳にするのが、カスタマー ジャーニーについてもっと踏み込んだインサイトを得たい、そしてインサイトをカスタマー エクスペリエンスの改善につなげたいという声です。
本日は、Google アナリティクス 360 でベータ版として提供される新ツール「分析」のリリースについてお伝えします。「分析」では、より詳しい分析の手法やより深いデータの探索機能を活用することで、ユーザーがサイトをどのように利用しているかを理解し、そのインサイトをもとにエクスペリエンスを改善してビジネスの目標達成に役立てることができます。
また、ユーザーのプライバシーを最大限尊重しながらビジネス インサイトの把握をサポートすることが重要であるため、アナリティクスの他の機能と同様、「分析」で利用するデータも機密性と安全性に配慮して取り扱われます。
分析を支える 3 つの手法
「分析」では、サイトの利用状況に関する実用的なインサイトを得るため、3 つの新しく有効な手法を利用することができます。「データ探索」「目標到達プロセスの分析」そして「セグメントの重なり」です。いずれの手法もオーディエンスの作成に利用できるため、分析によって得られたインサイトをシームレスにアクションへとつなげることができます。
「データ探索」では、わずか数クリックで、踏み込んだ技術的な分析を行うことができます。分析用のキャンバスに複数の変数(セグメント、ディメンション、指標)をドラッグ&ドロップするだけで、すぐにデータが視覚的に表現されます。また、分析に用いた複数のタブをひとつのビューで比較できるため、テストと調整をすばやく繰り返すことができます。
複数のタブを作成して結果を一か所で比較できます
「目標到達プロセスの分析」は、ユーザーがサイトでアクションを完了するまでにたどるステップを理解するために役立ちます。たとえばユーザーが商品購入プロセスをどのように進んだか、またどの段階に改善の余地があったか、すばやく調べることができます。アナリティクス 360 の既存機能である
カスタム ファネル
の場合、追加できるステップの数は最大 5 個(例: サイトの訪問、カートへの商品追加、購入手続き開始、支払い処理開始、購入完了)ですが、「分析」では最大 10 ステップまで追加できます。追加できるステップの数が増え、またセグメントやディメンションの内訳を複数追加できるようになったことで、さまざまなタイプのユーザーがサイトをどのように利用しているのか、さらに深く理解することができます。
「セグメントの重なり」を使用すると、アナリティクス 360 で作成したセグメントが互いにどのように重なり合っているかを調べることができます。たとえば、前月に大規模なディスプレイ キャンペーンを実施して得られた初回購入者が、リピーターになっているかどうか調べたいとしましょう。「セグメントの重なり」を利用すれば、前月の大規模キャンペーンで獲得したユーザーのセグメントと、過去 1 か月に商品を購入したセグメント、そしてサイトに引き続きアクセスしているセグメントがどのように重なり合っているかを確認することができます。
オーディエンス セグメントの重なりを確認できます
「分析」の実用例
どのようにすればこうした手法を組み合わせて新しく有益なインサイトを見出し、アクションにつなげることができるか、具体例で見てみましょう。顧客が世界中にわたる EC サイトで、収益を増やすためユーザー エクスペリエンス改善のヒントを探しているとします。特に国外のユーザーにとって、どうすればサイトがさらに使いやすいものになるでしょうか。
「分析」ツールを使えば、こういった疑問への対応策を簡単に見つけることができます。まずは「データ探索」を行います。アナリティクス 360 のデータを整理して、ユーザー数と収益を国別に表示します。すると、インドのユーザー数が多いものの、収益が生まれていないことがわかります。そちらの購入プロセスを改善することで、コンバージョン数を増やすことができるかもしれません。
データを国別に整理してトラフィックの多い国を確認する
続いて「目標到達プロセスの分析」です。購入プロセスの各フェーズにおけるコンバージョン率を、アメリカとインドで比較してみましょう。すると、インドでは購入手続きで大多数のユーザーが離れていることが分かります。予想どおり、インドのユーザーの購入手続きに改善の余地があるようです。
そこで、商品をカートに追加したものの購入には至らなかったインドのユーザーで構成されるオーディエンスを作成します(わずか 2 クリックで作成できます)。
オプティマイズ 360
を使えば、作成したオーディエンスに対して新しい購入プロセスをテストすることができます。その後、同じオーディエンスを AdWords や DoubleClick Bid Manager に共有すれば(こちらもアナリティクス 360 で数クリックで終了します)、新しい購入プロセスを活かしてリマーケティング キャンペーンを実施することができます。
コンバージョン率が落ちているフェーズを特定し、そのセグメントをもとにカスタム オーディエンスを作成する
「分析」ツールを使えば、簡単に潜在的なインサイトを見出して具体的なアクションにつなげることができるため、カスタマー ジャーニーの理解を深める方法を探している企業にとって大きく役立ちます。
本ツールは、アナリティクス 360 の全ユーザーを対象とするベータ版機能として、今後数週間かけて順次提供されます。
ご利用をお待ちしております。
投稿者: Dan Stone(Google アナリティクス 360 担当プロダクト マネージャー)
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Google タグマネージャー
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オプティマイズ360
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デベロッパー
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