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フィルタ作成時のポイント - カスタムフィルタ –
2008年3月24日月曜日
2008年 3月 25日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
フィルタには
前回の記事
でご紹介した既定のフィルタとカスタムフィルタがあります。既定のフィルタは、カスタムフィルタのうち利用頻度の高いものを簡単に設定できる入力フォームで、機能はカスタムフィルタと変わりません。
たとえば、既定のフィルタの「サブディレクトリへのトラフィックのみ含める」は、カスタムフィルタの「次を含む (一致フィルタ)」とフィルタフィールドから「リクエスト URI」を選択したフィルタと、まったく同じデータのフィルタリングを行います。
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カスタムフィルタには、一致/除外フィルタ、検索と置換フィルタ、アドバンスフィルタが含まれます。このカスタムフィルタを使うと、特定のデータを含むセッションだけを抜き出したり、または除外したり、特定の文字列で記録されたデータを他の文字列に置換するなどの加工ができます。この特定のデータを抽出する際に利用するのがフィルタ フィールドとフィルタパターンです。
*フィルタ フィールド
フィルタフィールドではフィルタの対象となる、データのフィールドを選択することができます。たとえば特定のページのアクセスのみを抽出する場合は、フィルタ フィールドから"リクエスト URI"を選択します。各フィールドの詳細につきましては
こちらのヘルプページ
をご覧下さい。
*フィルタ パターンと正規表現
フィルタパターンではデータの抽出条件を指定することができます。条件の指定には
正規表現
を使うことができるので、複数の条件を定義することが可能です。
たとえば、上図のサイトから /club/ 以下と/wear/ 以下の両方のアクセスを抽出する場合、フィルタパターンには下図のとおり OR 条件を意味する『 | 』と、複数の正規表現を一つにまとめる『( )』を使用します。『 ^ 』は前方一致として処理を行うための正規表現で、各ディレクトリ以下の全てのページを抽出することができます。
*複数の一致フィルタの注意事項
『 | 』を使用せずに、抽出したいサブディレクトリ毎に複数の一致フィルタを作成して、それを1つのプロファイルに適用するとデータは表示されなくなります。これは複数の一致フィルタを適用した場合、データの絞込みがAND条件で行われてしまうためです。下図の例では、実際にはあり得ない、/club/ ディレクトリと/wear/ ディレクトリに同時にアクセスしたセッションを抽出するフィルタリングが行われ、結果的にデータは0となってしまいます。同一のフィルタ フィールドに複数の条件を指定したい場合は、必ず正規表現を使用して1つのフィルタで定義するようにしてください。
*AdWords ユーザーのアクセスのみを抽出するフィルタ
複数のフィルタを作成して、それをプロファイルに適用すると、高度なデータ抽出ができます。たとえば、AdWordsのキャンペーンを行っていて、Google AnalyticsでAdWords広告経由のユーザーのみを抽出したい場合を想定しましょう。このデータを抽出するには下記の二つのカスタムフィルタを作ります。
1) 参照元が Google であるセッションを抽出するフィルタリング
フィルタフィールドの[キャンペーンのソース]は、[全ての参照元]レポートの参照元にあたりますので、フィルタパターンはgoogleと入力します
2) メディアがcpcであるセッション抽出するフィルタリング
フィルタフィールドの[キャンペーンのメディア]は、[全ての参照元]レポートのメディアにあたりますので、フィルタパターンをcpcと入力します。
上記の2 つのフィルタをプロファイルに適用することで、AdWords ユーザーだけの経路分析を行う事ができます。なお、AdWords をAnalyticsでトラッキングするには、両アカウントの連携を設定する必要がございます。詳細につきましては
こちらのページ
にございます、各トピックをご覧下さい。
※フィルタは設定方法を間違えると、データが表示されなくなる危険があります。フィルタはマスターデータ用のプロファイルではなく、複製したプロファイルに適用するようにしてください。詳しくは
こちらのヘルプ記事
をご覧下さい。
ベンチマーク機能とデータ共有設定リリースのお知らせ
2008年3月7日金曜日
2008年 3 月7 日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
3 月 6 日にを ベンチマーク機能 (ベータ版) とデータ共有設定を公開させていただきました 。これらはAnalytics をご利用の皆さまに、ご自身のサイトのデータをより有意義にご活用いただくための新しいサービスです。
ベンチマーク機能 は自身のサイトを、あらゆるカテゴリ、業界のサイトと比較できる機能で、以前より多くのユーザーの皆さまからご要望を頂いていました。このデータを使うと、サイトのアクセス状況を相対的に確認することができるので、サイトの現状把握にお役立ていただけます。
たとえば、お客さまが旅行関連サイトを運営なさっているとします。ある週の月曜日に突然非常に多くのトラフィックがあった場合、同じ業界のサイトも同じように多くのトラフィックがあったのかどうかを確認したいと思ったことはありませんか。ベンチマーク機能を使うと、同じ業界やカテゴリに属するサイトの標準的なアクセスデータと、自身のサイトのアクセスデータを比較することができます。
また同様に他の業界のデータも確認することができるので、たとえば、旅行業界のサイトのトラフィックが下降気味の時期に、トラフィックが増加している業界を確認することができます。
[クリックすると画像が大きくなります]
*ベンチマークとデータ共有に関する、よくある質問
Q) ベンチマーク機能を利用するには、どうすればいいですか?
このベンチマーク機能をご利用いただくには、データ共有設定ページで設定を有効にしていただく必要がございます。もちろん、このデータ共有設定を有効にするか、無効にするかは、お客さまにお選びいただけます。
Q) 他のユーザーに自分のサイトのデータを見られてしまいませんか?
このサービスで、お客さまのアカウントのデータが、他のアカウントのユーザーに閲覧されることは決してありません。お客さまのウェブサイトを特定できるすべての情報を削除した上で、同業、同カテゴリの数多くの匿名サイトのデータと統合し、業界の標準的なデータとして提供させていただきます。
Q) データ共有を有効にしたのですが、ベンチマーク機能が使えません。
データ共有を有効にしていただくとすぐにレポートをご利用いただけるわけではございません。 データの収集から加工に時間を要すため、ベンチマーク機能がデータを表示できるようになるまで、2 ~ 3 週間程度かかります。
その他、ベンチマーク機能の詳細につきましては、
こちらのヘルプ記事
をご覧ください。
さらに、データ共有設定では、Analytics 以外のGoogle のサービスで、データを共有できるオプションを選択していただくことで、ベンチマーク 以外の新しい機能(例えば、AdWords の Conversion Optimizer など)を提供させていただきます。今後この共有データを利用した新機能やサービスはデータ共有を有効にした方のみが利用可能となりますので、あらかじめ有効に設定していただくことをお勧めいたします。その他、データ共有設定の詳細につきましては、
こちらのヘルプ記事
をご覧ください。
フィルタ作成時のポイント - プロファイルの活用法 -
2008年3月7日金曜日
2008年 3月7日
Posted by 江 建 クライアントサービス
Google Analytics をご利用頂いている多くの方は、1 つのウェブサイト(ドメイン)の計測対象となる全ページにトラッキングコードを貼り付けて、そのサイトに関するレポートを閲覧されています。
しかし、大規模のウェブサイトを運営されている場合、サブディレクトリごとに運営部署がことなり、データを分けて閲覧し、管理者ユーザーや、アクセスユーザーを分けて管理されたいニーズがあります。また、特定の期間だけ、キャンペーンを打ち、キャンペーンで誘導した特定ディレクトリ以下だけのユーザーの動きをトラッキングしたいニーズもあると思います。
そのような場合、それぞれのデータを取り出せるフィルタ設定を行ったプロファイルを作ることにより、下図のように、サブディレクトリである/club/以下だけのデータや、/shoes/以下だけのデータを抽出したレポートを作ることができます。サブディレクトリごとに、トラフィック数や平均閲覧時間を確認したい場合や、コンバージョン率をトラッキングしたい場合、非常に便利です。
[クリックすると画像が大きくなります]
このように、Google Analyticsに記録される元データに、一致フィルタを使用して特定のサブディレクトリのデータのみを返すよう設定することができます。
では実際に、ウェブ サイト内の特定のサブディレクトリ「ゴルフクラブ」のみのデータをレポートする設定手順をご紹介しましょう。
「Analytics設定」画面のフィルタマネージャより、新しいフィルタを作ります。
開いたページの右端にある[追加] をクリックし、下記の [新しいフィルタを作成] ページを表示させます。分かりやすいフィルタ名(例:ゴルフクラブ事業)をつけ、「フィルタの種類」をサブディレクトリへのトラフィックのみを含める」を選択して、「サブディレクトリ」 フィールドのmydir をトラッキングしたいclubに置き換え、^/ および / はそのままにします。
フィルタを適用するプロファイルを下のボックスより選らんで、「追加」ボタンで右のボックスに入れ「完了」をクリックします。これでフィルタの設定は完了です。
ここでフィルタ設定に関して、一点注意事項があります。プロファイルにフィルタを作成すると、すぐにアカウントで収集される新しいデータにフィルタが適用されます。そのため、フィルタの設定を間違えてしまいますと、データが表示されなくなり、間違えた設定の期間は、データが存在しなくなってしまいます。
上記を回避するために、オリジナルのデータを維持したまま、フィルタをデータに適用するように、まずアカウントでオリジナルのプロファイルをコピーします。そして、コピーしたプロファイルにフィルタを適用することをご推奨します。仮にフィルタ設定に誤りがあったとしても、オリジナルのプロファイルには影響を与えません。
プロファイルをコピーするには、まず 「Analytics設定」画面 の左下部の [プロファイルを追加] をクリックします。次に表示される [プロファイルを新規作成] 画面から [既存のドメインのプロファイルを追加] のオプションを選択してコピーしたプロファイルを追加します。 このオプションを選択して追加されたプロファイルのトラッキング コードは、元のプロファイルのトラッキングコードと同じになり、データが同時に両方プロファイルにインポートされます。
プロファイルの複製方法
http://www.google.com/support/analytics/bin/answer.py?answer=55493
なお、このサブディレクトリ「ゴルフクラブ」のレポートを運営部署のスタッフなど特定の人にしか閲覧させたくない場合、プロファイル作成者であるアカウント管理者は、アクセス権を設定することができます。
「Analytics設定」画面の中央下部の[アクセスマネージャー]から、どのプロファイルを誰に見せるか設定することができます。アクセスレベルはレポート閲覧権限と、設定の編集も可能な管理者権権限の二種類がありますが、閲覧できるプロファイルを制限したい場合は、レポート閲覧権限を付与して特定のプロファイルを選択してください。
アクセス権の設定方法
http://www.google.com/support/analytics/bin/answer.py?answer=26916
今回ご紹介したフィルタを「既定のフィルタ」と呼びます。カスタムフィルタについては次の投稿でご紹介いたしますので、お楽しみに。
フィルタの作成方法
http://www.google.com/support/googleanalytics/bin/answer.py?hl=jp&answer=55494
既定のフィルタとは
http://www.google.com/support/googleanalytics/bin/answer.py?answer=55496
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