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Firebase 向け Google アナリティクスの動的オーディエンス機能
2019年3月13日水曜日
この記事は、弊社公式ブログ記事「
Dynamic audiences in Google Analytics for Firebase
」を元に構成しております。
マーケティング予算を適切に配分できるようにするには、自社のウェブ とアプリ の両方でユーザー行動を把握する必要があります。お客様との最初の接点となるのはウェブサイトであることが一般的ですが、多くのビジネスで、お客様はより多くの時間をアプリで費やします。そのため、マーケティングにおいてどのようなアクションを取るべきかを判断するうえで、アプリの内部や外部における解析データからオーディエンスに関するインサイトを得ることが重要になります。
Google のアプリ解析ソリューションである Firebase 向け Google アナリティクスにおいて、従来からオーディエンスの分類に使用できたのは、イベント、デバイスタイプ、その他のディメンションでした。しかし、これらの基準は動的なものではなく、変化し続けるユーザー行動を捉えるためには十分とは言えませんでした。
そのため、このたびオーディエンス作成ツールにアップデートを施し、アプリの重要なオーディエンスをより手軽かつ正確に識別できるよう、機能を強化しました。
1.
動的なオーディエンス判定:
デフォルトで動的にオーディエンス判定が行われるようになりました。ユーザーが条件を満たせばその場で自動的にオーディエンスに追加され、逆に条件を満たさなくなれば自動的にオーディエンスから除外されます。作成したオーディエンスには、それ以上手間をかけなくても自動的に適切なユーザーが集まっていき、何度も再判定を行う必要はありません。
2.
オーディエンス除外:
除外条件を使った精密なオーディエンス定義が可能になりました。たとえば、ショッピング カートに商品を追加した全ユーザーから商品の購入まで進んだユーザーを除外したオーディエンスを定義することができます。
3.
有効期間:
オーディエンスに有効期間を設定できるようになりました。たとえば「過去 30 日間にコンバージョンに至ったユーザー」のように期間を定めることで、オーディエンスを最新の状態に保ち、そうしたオーディエンスに的確なメッセージを届け続けることができます。
こうした新しいツールによって、オーディエンスがさらにパワフルかつ柔軟でアクションにつなげやすい機能になり、アプリのユーザーやアクティビティに関して、これまで以上に精度の高いインサイトが得られるようになります。Firebase 向け Google アナリティクスのオーディエンス作成ツールは、2019 年を通して改良を加え、さらに的確にオーディエンスを作成していただけるよう機能を充実させていきます。
オーディエンスを的確に把握し、アクションにつなげる
対象ユーザーに対する理解を深めることができたら、それぞれ異なるユーザーのニーズに対応できるよう、エクスペリエンスのパーソナライズを行いましょう。たとえば、Firebase のプッシュ通知や Remote Config の活用、Google 広告のカスタマイズ機能の活用などが考えられます。
e コマースのアプリを例に考えてみましょう。上述した高度なオーディエンス機能を活用して、「アプリを初めて利用した際に商品をカートに追加したものの、購入には至らなかったユーザー」を集めたオーディエンスを作成してみます。有効期間は 30 日に設定して、過去 30 日間にこの条件を満たしたユーザーだけが抽出されるようにします。
初回利用時にカートを放棄したユーザーを集める動的オーディエンスの作成例
作成できれば、対象のユーザーにターゲットを絞ったアプローチができるようになります。専用にカスタマイズしたアプリ内プロモーション、メールによる通知、パーソナライズド広告などを活用し、購入を完了してもらえるよう働きかけましょう。アプリに戻って商品を購入してもらえた場合や、そのまま 30 日の有効期間を過ぎた場合は、そのユーザーは先ほどの条件を満たさなくなり、自動的にオーディエンスから消去されます。そのため、不要なマーケティングを繰り返してユーザーに不快な思いをさせてしまうことがなくなります。
動的オーディエンス機能により、従来よりも高い精度でユーザーを理解できるようになります。オーディエンスを的確に定義してカスタマー ジャーニーに対する理解を深め、マーケティング活動の投資効果を高めていきましょう。ユーザーに常に満足していただくことで、アプリを発展させ続けることができるのです。
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