レポートのデータの鮮度を確認したいときに目印となるのが、ページ右上に表示されるこのアイコンです。
このアイコンが表示されていれば、レポートのデータは当日のものです。アイコンにカーソルを合わせると、データの鮮度が詳しく表示されます。
新しいデータ更新サイクルは、アナリティクス 360 でのみご利用いただけます。各レポート、ビュー、およびプロパティの対応状況と、データの更新頻度に影響するさまざまな要素について詳しくは、
ヘルプセンターでご確認ください。
鮮度の高いデータが必要なお客様へ
消費者の瞬間的な関心を収益の源としているブランドやサイトにとって、鮮度の高いインサイトは見逃せないアドバンテージです。コンテンツ パブリッシャーや小売業者を例に考えてみましょう。
コンテンツ パブリッシャーは、その瞬間に最もリッチで興味深いコンテンツをユーザーに提示することに注力しています。そしてそのためには、今最もリッチで興味深いコンテンツが何なのか理解していなければなりません。
Google アナリティクスのリアルタイム レポート類は、以前からパブリッシャーにとって意思決定の重要な材料となっていますが、こういったレポートよりも踏み込んだインサイトが必要になることもあります。さらに鮮度の高いインサイトを得られるレポートの幅が広がれば、パブリッシャーはコンテンツに関する意思決定の精度を高め、ユーザー獲得やユーザー エンゲージメントの質を向上させるとともに、消費者と自ブランドとの関係を強化することができます。
オンラインで小売を手掛ける企業についても同じようなことが言えます。有名人が身に着けている商品やソーシャル メディアで言及したブランドが急激な関心を集めることがありますが、こういった一過性の購買意向の盛り上がりを収益に結び付けるためには、時に分単位の時間で行動を起こさなければなりません。
ある商品の人気が急上昇しているとき、小売業者は露出を増やして関心を捉え、集中的なプロモーションや関連商品の提案によって購買の促進や拡大を図ることができます。最短 10 分周期で更新される新鮮なインサイトは、小売業者の機動力を高め、関心のトレンドを収益に変える力となります。
スピード 以上に検証が重要なデータについて
ご存知のとおり、Google アナリティクスは AdWords や DoubleClick といった外部のデータソースから情報を取得することができますが、こういった連携先データソースを扱う際は、不正行為の検出など、追加の要件をクリアする必要があります。このため、これらのレポートのデータは、今回ご紹介した新たな更新サイクルの適用外となります。
たとえば Google Ads のデータを含むレポート(Ads との連携によって拡張されたディメンションを含むもの)については、従来どおりデータの提供までに何時間かを要します。各レポートの対応状況について詳しくは、
こちらのヘルプセンター記事をご覧ください。
投稿者: Breen Baker(Google アナリティクス担当チーム)