リアルタイムレポートは、新しくキャンペーンや、マーケティングに取り組んだ時、その反応をすばやくチェックするために有効な機能です。今、流行っているトピックに合わせて、コンテンツを展開した時、インテリジェンスやアラートの機能で大きな変化を知ることもできますが、リアルタイムレポートで、ソーシャルの反応を知るのも有効です。
例えば、以前のブログ記事が、最新ニュースのおかげで急激なアクセスを獲得した場合、その動きを察知して、記事をトップにフィーチャーし、さらに第 2 波のアクセスをリアルタイムレポートで確認することもできるでしょう。
今回、リアルタイムレポートに、4 つの改良を加えました。
1. イベントをリアルタイムで計測できます
2. リアルタイムレポートを、パソコン、携帯電話(スマートフォン)、
タブレットに区分できます
3. セグメントで区分したデータを全体のトラフィックと比較できます
4. リアルタイムでショートカット機能が使えます
1. リアルタイム イベントレポート
リアルタイムレポートに「イベント」が加わりました。アクセスの多いイベントを確認できるだけでなく、カテゴリごとの発生数も確認できます(アクションの値も確認できます)。さらに、イベントが正しいセグメントで発行されているのか、確認することもできます。
リアルタイムのメニューで「イベント」を選択すれば、イベントレポートにアクセスできます。イベントのリアルタイムレポートから、アクションやカテゴリをクリックすれば、そのセグメントでのアクセス状況だけが、レポート上に確認できます。
さらに、リアルタイムの別のメニュー、たとえば「トラフィック」などで「オーガニック検索」をクリックして絞り込めば、その設定がイベントのリアルタイムレポートでも保持されます。特定のセグメントで正しくイベントが発生しているか、その状況を確認することができます。
2. パソコン、携帯、タブレットにブレークダウンできます
スマートフォンやタブレットの利用が増えて、マルチスクリーンでのアクセスが増えています。リアルタイムレポートの「コンテンツ」メニューで、3 つのスクリーンタイプでのアクセス状況がわかるようになりました。
それぞれのデバイスのセグメント(下の図の場合は パソコン、携帯電話、タブレットのどれか)をクリックすれば、リアルタイムのアクセス状況を、デバイスタイプごとに確認できます。
3. ショートカットが使えます
リアルタイムレポートを、ショートカットしてすぐにアクセスできるようにしたい、というご要望をいただいております。そこで、リアルタイムレポートを、ショートカットでアクセスできるようにしています。
タブレットなど、好みのセグメントに掘り下げた場合も、その設定のままショートカットに登録できます。
リアルタイムレポート画面の右上から、ショートカットをお選び下さい。
4. 全体アクセスデータとの比較
最後に、上記のセグメントに分けたデータは、全体のトラフィックと比較して表示することができます。全体の中で、そのセグメントがどの位の割合か、簡単に確認できます。例えば、Google+ の投稿をした後、リアルタイムデータを見ると、「携帯」のデバイスタイプのセグメントからのアクセスが、より早く反応している様子がわかります。初期のアクセスに、モバイルのデータが貢献度が高い状況もつかめるでしょう。
リアルタイムレポートの今後の改善にぜひご注目ください。
Happy analyzing !