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CLUB Panasonic マーケティングの長期分析 Google アナリティクス・イン・ビジネス
2011年12月16日金曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント
今回の Google アナリティクス・イン・ビジネスは、パナソニックが運営する会員サイト
CLUB Panasonic(クラブパナソニック)
の事例紹介です。
CLUB Panasonic は、パナソニック製品を利用するお客様、愛用者に、様々なコンテンツを提供し、一歩進んだコミュニケーションを実現するサイトです。Web クリエーションアワードなど数々の受賞やブランド評価でも常に高いランキングを獲得していますので、注目している方も多いでしょう。
CLUB Panasonic はユーザー分析に Google アナリティクスを活用していますが、活用している主な機能は、カスタム変数とアドバンスセグメントです。
パナソニック製品を利用するお客様は全国にいます。ひとりでも多くのお客様に CLUB Panasonic を知っていただき、有用な情報やコンテンツンを楽しんでいただけるよう、サイトへの集客や会員獲得のキャンペーンを、様々な手段で実施しています。
しかし、単なる会員数を増やすだけのキャンペーンでは意味がありません。より高いロイヤリティを実現するマーケティング手段は何なのか? その評価をする方法は具体的にどんなツールなのか? そしてその評価指標は何だろうか?
多くのマーケッターが持つそんな疑問に、 CLUB Panasonic はウェブ解析を通じた取り組みで答えを見つけて行きます。
実現方法を具体的に見てみましょう。
まず、リスティング、アフィリエイトなど多くの集客媒体を扱う中、主な集客経路ごとにランディングページをわけて制作します。次に、そのページから新規会員に登録をしたユーザーに、Google アナリティクスのカスタム変数を割り当てます。この時、発行されるカスタム変数は、長期的な評価を実現するため「ユーザーレベル」のカスタム変数を利用します。
これで、キャンペーンの実施時期とランディングページ、この2つをかけ合わせた数だけ、分析対象になるセグメントが実現します。
Google アナリティクスのユーザーメニューから、カスタム変数のレポートを選べば、キャンペーンごとの成果が、具体的に確認できます。さらに、アドバンスセグメントで、キャンペーンごとにセグメントを設定すれば、より深い解析に取り組めます。
もちろん、新規会員登録の数や割合も重要ですが、その後のリピート訪問回数、他のサービスの利用状況、愛用者登録といったより高いレベルのコンバージョンの数と割合、これらの指標を総合的に、キャンペーン後の長い期間で、評価していきます。
これらの評価指標を手にしたことで、会員登録数だけが指標だった以前に比べ、各段に深い評価ができるようになりました。キャンペーンを重ねていくことで、より精度の高い成果を実現するためのノウハウが、確実に溜まっていきます。メディアの選別や、コンテンツの内容など、有効な改善が進められていくのです。
ウェブ解析はヒットからはじまりページビュー、セッション(訪問)が取れるようになりました。
今後は、よりユーザーの長期間の評価指標が必要になってくるでしょう。ユーザーレベルのカスタム変数でマーケティング評価に取り組む CLUB Panasonic は、今後も一歩先のウェブマーケティングに取り組んでいくことでしょう。
今回ご紹介した CLUB Pansonic のサイトは
こちら
です。
http://club.panasonic.jp/
[ カスタム変数 ]
・カスタム変数について Google アナリティクスの公式ブログの記事です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2010/01/custom-variables-overview.html
・カスタム変数のより詳しい設定方法は code.google.com をご覧ください。
http://code.google.com/intl/ja/apis/analytics/docs/tracking/gaTrackingCustomVariables.html
[ アドバンスセグメント ]
・アドバンスセグメントについて Google アナリティクスの公式ブログの記事です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2009/01/advanced-segmentation.html
アドバンスセグメントの設定についてのヘルプ記事はこちらです。
http://support.google.com/googleanalytics/bin/answer.py?hl=ja&answer=108040
以上
Google アナリティクスからソーシャルメディアの皆さまへ
2011年12月8日木曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント
毎日、数えきれない人々がオンラインでコンテンツを楽しみ、シェアしています。でも、実は多くのコンテンツは、提供元のサイトとは別の場所、サイトの外側のソーシャルメディアでシェアされています。マーケッターも、コンテンツのオーナーも、わかりやすい形で、その状況を知りたいと思っています。
誰がコンテンツを共有し、投票し、ブックマークをしているのか? 複数のソーシャルネットワークにわたって、どんなふうに利用されているのか、お客様は、もっと簡単に知りたいはずです。そこで、今回、ソーシャルメディアを運営する皆さまに、その活動を Google アナリティクスに反映し、お客様が分析できる方法をご提案します。
この
データのインテグレーション
が実現すれば、マーケターやコンテンツのオーナーが、サイトの外で行われている活動を知り、その効果を実感し、より皆さまのソーシャルチャネルに注目するでしょう。価値が明確になれば、ソーシャルチャネルへのお客様の投資も増えていくでしょう。
ソーシャルメディアの皆さまは、貴社のソーシャルストリームを、Google アナリティクスのソーシャル分析レポートに反映することができます。無料の Google アナリティクスを使う多くのマーケターやサイトのオーナーが、来年にはそのデータを確認できるようになるでしょう。
このデータインテグレーションをより簡単にするために、Google アナリティクスは、「
ソーシャルデータハブ( Social data hub)
」を提供します。このソーシャルデータハブは、ActivityStream や、
PubsubHubbub
といったソーシャルのオープンな標準プラットフォームをベースに構築しています。
すでに多くのパートナーが、ソーシャル活動を改善するこのプロジェクトに参画しています。 Delicous、Digg、Diigo、Gigya、LiveFyre、ReaditLater、Reddit、TypePad、Vkontakte、もちろん、Google+、Blogger 、Googleグループも含まれています。
来年以降も、引き続き多くのパートナーの参加を進めていく予定です。ツイッターの
@googleanalytics
のアカウントをフォローすることで、最新の状況(英語)を確認できます。もし、このデータ提供に興味を持ち、より詳しい情報が知りたいソーシャルメディアの方は、
こちらの開発者用サイト
をご覧ください。
Google アナリティクスは、ソーシャルの効果や分析を、もっともっとよくしていきたいと思っています。いつものように、皆さまからのフィードバックもお待ちしています。
この記事は、Google アナリティクスの Phil Mui が執筆した記事を元にしています。
Google Analytics Official Blog の英語の原文記事は
こちら
をご覧ください。
「 An invitation for social sites to integrate with Google Analytics 」
以上
マイナビニュース スマートフォン最適化の取り組み Google アナリティクス・ イン・ビジネス
2011年12月5日月曜日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント
最近、電車のホームでスマートフォンを見ている人がとても増えましたね。
皆さんのサイトにも、きっとそんなユーザーが検索やメール、ソーシャルなどを通じてスマートフォンからアクセスしているはずです。
今回は、スマートフォン向け最適化に成功したサイトの事例紹介です。Google アナリティクスの機能の中で、モバイル分析、カスタム変数を活用しました。
株式会社マイナビは、この 11 月に毎日コミュニケーションズから会社名を「マイナビ」に変更しました。就職情報、転職情報として有名なブランドですが、ウェブのマイナビニュース(旧名:マイコミジャーナル)も、モバイルや IT 関連、ビジネスからエンタメ情報まで幅広く展開し、多くの読者を獲得しています。私も毎日、スマートフォンでマイナビニュースをチェックしている愛読者の一人です。
マイナビニュースが、ニュースサイトをスマートフォンに最適化したのは、今年の 5 月です。きっかけは、やはりスマートフォンの利用が広がったこと。アクセスデータにもそれがはっきりと見えてきたからです。
スマートフォンに最適化したページを提供すれば、もっとアクセスが増えるはずだ。その仮説通り、マイナビニュースのスマートフォンからのアクセスは、最適化前後で、一気に 4.5 倍に増えました。
しかし、話はここからです。スマートフォンのユーザー行動について、様々な疑問がチームの中で出てきます。
・スマートフォンでアクセスしている読者は、やはりモバイル関連のニュースのジャンルをよく読むのだろうか?
・通信速度の制限がある中で、画像を豊富に用意して見てくれるだろうか?
・スキマ時間にニュースを読むので、1 ページしか読まないのではないだろうか?
ならばアクセス解析で疑問を解決して行きましょう。身近な疑問から、アクセス解析に取り組むのはとても有効な取り組みです。
一つ問題が発生します。マイナビニュースのサイトでは、ニュースのジャンルが、サイトのディレクトリと一致していません。このままでは、ジャンルのアクセス集計に、とても手間がかかってしまいます。この問題は、ページレベルのカスタム変数で、ジャンルの名前をすべての記事ページに振ることで解決です。Google アナリティクスのレポートで、記事のジャンルのアクセス状況を一目でチェックできるようになりました。
人気コンテンツは「スマートフォン読者なのでモバイル関連ニュース」というのが事前の予想でしたが、実際にジャンルごとのアクセス数値を見てみると、エンタメ情報がよく読まれているという結果になりました。力を入れていく記事ジャンルがデータから明確になります。
最適化ページを利用するユーザーの声から、画像を拡大できないことに不満をもっているユーザーがいることもわかりました。そこで、画像の拡大機能を用意し、拡大ボタンをタップしたユーザーの数を、しっかりGoogle アナリティクスで分析しました。
その結果、とても多くのユーザーが画像拡大機能を使っていることがわかってきます。「スマートフォンだと画像はうるさがれる」は杞憂だったのです。今や「モバイルのマイナビニュースは写真が自慢」と、自信を持って展開できます。
様々な分析と改善を通じて、その後 ユーザーはさらに大きく伸びました。しかし、伸びたのはアクセス数だけではありません。直帰率、滞在時間なども改善していきます。スキマ時間にアクセスするスマートフォンの指標改善は、それほど簡単なことではありませんが、ページビューは最適化後からさらに、5 ヶ月で 2 倍に飛躍します。
コンテンツやナビゲーションの改善で、スマートフォンユーザーにも、より快適な経験価値を提供していく。
マイナビのGoogle アナリティクスを通じた改善はさらに続きます。
今回ご紹介したマイナビニュースのサイトは
こちら
です。
http://news.mynavi.jp/
[カスタム変数]
・カスタム変数について Google アナリティクスの公式ブログの記事です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2010/01/custom-variables-overview.html
・カスタム変数のより詳しい設定方法は code.google.com をご覧ください。
http://code.google.com/intl/ja/apis/analytics/docs/tracking/gaTrackingCustomVariables.html
[ モバイル分析 ]
Google アナリティクス スマートフォン分析については、
こちらの記事
もご覧下さい。
http://analytics-ja.blogspot.com/2011/08/google.html
以上
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1
AdSense
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AdWords
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AdWords 連携
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AMP
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Analytics 基本
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API
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Cookie
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DoubleClick Campaign Manager
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DoubleClick for Publishers
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e コマース
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Firebase
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Firebase Analytics
4
Firebase 向け Google アナリティクス
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GA4
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GACP
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GCP
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1
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Google Consumer Surveys
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Google Insights for Search
1
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Google アトリビューション
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Google アナリティクス
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Google アナリティクス 360
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30
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4
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Google サーベイ
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Google サーベイ 360
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Google タグマネージャ
16
Google タグマネージャー
1
Google タグマネージャー360
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lpo
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Movable Type
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Optimize 360
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PR
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RLSA
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Salesforce
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urchin.js
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アトリビューション
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アトリビューション360
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アドワーズ
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アナリティクス 360
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オプティマイズ
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オプティマイズ 360
12
オプティマイズ360
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オプティマイゼーション
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お知らせ
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カスタムフィルタ
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キーワードレポート
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キーワード最適化ツール
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コンバージョン
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セミナー
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タイトル別コンテンツ
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データスタジオ
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データスタジオ 360
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データ統合
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デベロッパー
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マーケティング分析
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モバイル
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