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アドバンス セグメントの使用方法
2009年1月27日火曜日
2009年 1月 26日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
昨年の 10月にリリースしたアドバンス セグメントは、以前より多くのユーザーの皆様から頂いていたデータのフィルタリングに関する下記のご要望等をもとに開発されたものです。
フィルタリングしたセッション (例:検索エンジンからの訪問) と、サイト全体のセッションを1つのレポート画面で比較したい。
作成したフィルタを保存して、任意のレポート上で適用したい。
正規表現を使用せずに、フィルタを作成したい。
過去のデータのフィルタリングを行いたい。
通常、レポートにはサイトに訪れた全てのユーザーのセッション数が表示されていますが、アドバンス セグメントを用いると特定の条件でセッションを抽出したり、複数のセグメントを並列して比較したりすることができます。
セグメントには「新規ユーザー」、「コンバージョンしたセッション」等のデフォルトのセグメントと、ブラウザの種類、広告キャンペーンの名称など、任意の条件を指定できるカスタム セグメントがあります。このカスタム セグメントの作成ツールには正規表現を用いずに、AND条件、OR条件を指定できるステートメント オプションや、条件のオートコンプリートが盛り込まれており、非常に簡易で柔軟性の高い機能となっています。今回はこのアドバンス セグメントの基本的な使用方法について解説したいと思います。
* フィルタとアドバンス セグメントの違い
今まで特定条件のアクセスを抽出するには、フィルタを使用する必要がありました。今後は下記のフィルタとアドバンス セグメントの特性をご理解の上、目的に応じてご利用ください。
・適用される期間
フィルタは設定以降の期間にのみ適用され過去のデータには適用されません。アドバンス セグメントは、閲覧中のプロファイルが記録している全ての期間が対象になるので、過去のデータへも適用することが可能です。
・対象データ
フィルタはページビューレベルのデータを対象にしていますが、アドバンス セグメントはセッション レベルのデータを対象にフィルタリングが行われます。そのため、ある特定のページを一致条件にして、フィルタとアドバンス セグメントを適用した場合、フィルタでは当該ページへのアクセスのみが抽出されますが、アドバンス セグメントでは当該ページを閲覧したセッション中の全てのページへのアクセスが抽出されます。
例えばあるセッションで P0.html →P1.html → P2.html 3つのページが閲覧されたとします。P1.html を一致条件にして [上位のコンテンツ] レポートを確認すると、フィルタの場合は “P1.html” が表示されますが、アドバンス セグメントでは、”P0.html、P1.html、P2.html” の3つのページが表示されます。これは P1.html を見たセッションで閲覧されてすべてのページが計上されるためです。
・データ加工の柔軟性
フィルタは、前述したように適用後のデータが対象になるので、結果を確認するまでに相当の日数が必要です。またフィルタリングした期間のデータは復元することができないので、マスターデータとは別に抽出条件ごとに
プロファイルを複製
するなどの準備も必要になります。
アドバンス セグメントは、セグメントを外せばデータは元の状態に戻るのでダイナミックにデータの抽出が行えます。また複数のセグメントを同時に適用できるので、サイト全体や複数の条件で抽出したデータを、同一のレポート画面で比較することができます。
・データの共有
フィルタはプロファイル単位に適用されるので、対象のプロファイルに任意の
ユーザーを登録
することで、複数のユーザーで同じデータを共有することができます。アドバンス セグメントは、ユーザー単位で保存されるので他のユーザーとデータを共有することはできません。
*アドバンス セグメントの作成方法
レポート画面の右上にございます、[アドバンス セグメント] 横のプルダウンメニューをクリックしてください。
[クリックすると画像が大きくなります]
プルダウン メニュー 左側の [デフォルトのセグメント] から、任意のセグメントのチェックボックスを選択にしてください。
選択するセグメントは1つでも複数でも構いません。画像の例では [新規ユーザー] と[リピーター] を選択しています。[適用] ボタンをクリックすれば完了です。同様にチェックボックスを外して [適用] ボタンをクリックすればセグメントは無効になります。
*セグメントしたデータの確認方法
上記の手順でセグメントが適用されれば、全てのレポートで条件通りに抽出されたデータをご確認いただけます。またレポートの期間を拡張しても、同様の条件でデータをご確認いただけます。
上図をご覧ください。ブルーのラインは全てのユーザーで、オレンジのラインは新規ユーザー、グリーンのラインはリピーターが対象のセッション数になります。この状態で例えば [コンバージョン数] レポートを表示すると、それぞれのユーザーがもたらしたコンバージョン数の推移をご確認いただけます。
* 任意の条件でセグメントを作成する方法
カスタマイズしたセグメントを作成するには、まずアドバンス セグメントの プルダウン メニューの [アドバンス セグメントの管理] をクリックするか、レポートの左ナビゲーション下部にございます [アドバンス セグメント] をクリックして、[アドバンス セグメントの管理] 画面を表示します。
[アドバンス セグメントの管理] 画面 にはデフォルト セグメントと [+ アドバンス セグメントを新規作成] のリンクが表示されます。
[+ アドバンス セグメントを新規作成] をクリックすると [ カスタム セグメント 作成ツール] が表示されます。画面左側から任意の [ディメンション] や [指標] からセグメントを特定して、画面右側のワークエリアのボックスにドラッグ アンド ドロップ します。
セグメントを、ANDステートメントまたは OR ステートメントで組み合わせて、それぞれに値を入力します。下図の例では、Google Store 用の AdWords 広告キャンペーン “Google Store: English - Americas” がもたらした セッション を抽出する セグメントを作成しています。
まず [ディメンション] から [トラフィック] > [キャンペーン] セグメントを選択してワークエリアへドラッグします。
値の入力エリアの右横にある [▽] をクリックすると、オートコンプリートを利用できます。プルダウンメニューに表示された “Google Store: English - Americas” を選択して、[条件] から[完全一致] を選択します。
画面右下の [セグメントのテスト] をクリックすると、フィルタリンクされたセッション数を確認できます。最後に画面下部のセグメント名を入力して、 [セグメントの作成] をクリックすれば完成です。
より詳細なアドバンス セグメントの作成方法につきましては、
こちらの動画
(英語) か、
ヘルプセンターの記事
をご覧ください。
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AdSense
5
AdWords
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AdWords 連携
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AMP
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BigQuery
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CPA
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DCM
1
DFP
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DoubleClick
11
DoubleClick Campaign Manager
1
DoubleClick for Publishers
3
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2
Firebase
8
Firebase Analytics
4
Firebase 向け Google アナリティクス
2
ga.js
2
GACP
18
GCP
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Google Cloud Platform
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Google Consumer Surveys
2
Google Insights for Search
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Google アド マネージャー
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Google アトリビューション
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Google アナリティクス
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33
Google アナリティクス 360 スイート
30
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Google サーベイ
6
Google サーベイ 360
5
Google タグマネージャ
16
Google タグマネージャー
1
Google タグマネージャー360
8
Google デベロッパー
1
Google マーケティング プラットフォーム
5
Google 広告
3
lpo
1
Measurement Protocol
1
Movable Type
1
Optimize 360
1
overture
2
PR
1
RLSA
1
RSS
2
Salesforce
1
Search Console
1
Urchin
1
urchin.js
2
URL生成ツール
3
YouTube
1
アカウント
4
アトリビューション
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アトリビューション360
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アドワーズ
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アナリティクス 360
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ウェブサイトオプティマイザー
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オーガニック検索
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オプティマイズ
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オプティマイズ 360
12
オプティマイズ360
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オプティマイゼーション
2
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カスタムフィルタ
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キーワードレポート
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キーワード最適化ツール
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キャンペーン
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コンバージョン
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サイト内検索
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サブディレクトリ
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セミナー
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ソーシャル
2
タイトル別コンテンツ
1
タイムゾーン
1
データ サイエンス
1
データスタジオ
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データスタジオ 360
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データドリブン アトリビューション
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データ統合
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デベロッパー
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テレビ広告
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トレーニング
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モバイル
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